こんにちは!
野球のピッチャーというポジションというのは、
「花形」であり誰もが憧れますよね^^
バッターとの駆け引きや
ピッチャーとバッターにしかわからない
独特の「間」などは見ているこっちが
固唾を飲んで熱い気持ちにさせてくれますね。
打ち取った時のあの獣の様な雄叫びは
本能剥き出しでエネルギーが凄まじいですね。
かっこええ〜。
ただその反面、一度打たれてしまえば
直接的に勝敗にも左右するとても影響力の大きな
重大なポジションでもあります。
今回はそんなピッチャーにとって、
重要な要素である「コントロール」を
しっかりと安定させる、
ピッチングフォームについて話していきたいと思います。
ピッチャーのフォームを良くする軸足の使い方
目次
ピッチャーフォームで重要な「軸足」の役割
ピッチャーの投球フォームにおいて「軸足」の使い方
というのはとても大切な1つの要素です。
この軸足がしっかりと出来ていないと
・コントロールを乱す
・安定して投げれない
・スピードが出ない
・調子の波が激しくなる
などありとあらゆる影響が出てきます。
フォームを安定させコントロールを良くして
いく為にも「軸足」はとても重要な役割があります。
また、今回の記事ではご説明はしませんが
その後の「体重移動」や「腕の振り方」「回転の仕方」
などにも大きく影響してきます。
最初の「軸足」が安定していかないとその後
のピッチングフォームが良い状態になっていきません。
ピッチングフォームを安定させコントロールをあげる軸足の使い方
では、その最初の肝でもある「軸足」は
フォームとしてどのようにしていくか説明していきます。
ずばり「軸足にタメる」です!
・・・・(笑)
言葉での表現が結構難しいですね〜(笑)
良くヒップファーストと言われるものですね。
野球ではピッチャーのフォーム指導の際に
「お尻をキャッチャーに向けて投げろー」
と指導される事があります。
ただヒップファーストで勘違いしがちな事は
「ただお尻向ければよい」
という事ではありません。
ヒップファーストの目的は、
「軸足の股関節に体重を乗せる事」
です。
軸足の股関節にしっかりとシワができるくらい
体重をかけていきます。
そうすると自然にヒップファーストの形になります。
プロ選手のフォームも見てみたいと思います。
全盛期頃の松坂選手ですね。
少し体重移動のフェーズにいっていますが、
イメージができると思います。
しっかりとこの軸足の股間節に体重をかけていく
事は、次の動作にも影響します。
とても基本的で誰もがいう事ではありますが、
ここを疎かにしたり、長くピッチャーを経験している
選手は軽視がしがちです。
経験の長い方でももう一度改めて意識する事でも
動作がよくなりピッチングフォームが安定してくる事もあります。
この最初の動作ができる事で、軸足が使いやすくなります。
軸足が使いやすくなれば、次の体重移動がしやすくなります。
※体重移動については別記事で説明します※
軸足がうまく出来ずにコントロールを乱してしまうフォームの特徴
軸足がうまくつれないフォームにありがちな
良くない動作をいくつかご説明していきたいと思います。
膝が折れてしまうピッチングフォーム
足をあげ軸足の股関節に体重をかけようとする時に、
膝が早く折れてしまう場合は投球フォームが作れません。
膝が早く折れてしまうと膝がつま先を超えてしまいます。
そうすると太ももの筋肉をメインに使います。
太ももの筋肉はバランスを取るのはすぐれていますが
次の「体重移動」の動作を妨げます。
そうなると、体重移動が不十分のまま投げてしまうので
「開き」「突っ込み」といった現象が多くなります。
また、インステップにもなりやすいという特徴があります。
結果、
抜け玉が多くなったり、腕の振りが安定しなくなる
のでピッチャーとしての生命線であるコントールを失います。
(球速も失います)
骨盤の向きが早く変わってしまう
軸足の股関節にシワをつくったら、
そのまま体重をバッター方向へ移動させていきます。
この時に骨盤の向き変えてしまうと「開き」
の動作になりやすくなります。
骨盤の向きが早く変わってしまうのは、
先述した「膝の折れ」もそうですが、
股関節へうまく(しっかりと)タメがつくれない
事でもなります。
力がかかってないので、力が抜けやすくなり
骨盤の向きが変わってしまいます。
これも軸足の作り方が不十分になる事で起こります。
軸足の膝が割れる(外側に動く)
軸足のためを作った時に軸足の膝が大きく外側に
動いてしまう場合も注意が必要です。
この場合も股関節にしっかりとタメができなくなり、
軸足の股関節も同じく外側に動いてしまいます。
次の動作に移り辛くなり、その途中で開く影響が出てきます。
などなど、他にもありますがこの辺りが代表的な
悪いピッチングフォームの特徴です。
ポイントは
・軸足股関節にしっかり乗せること
・そのまま軸足を主動させてバッター方向へ進む事
です。
肝であり、スタートある「軸足」がうまくつくれないと
上手くフォームをつくり投げる事はできません。
軸足をつくり安定してフォームをつくる練習
では、軸足を実際につくっていく練習をご紹介していきます。
こちらは動画がありますので、実際に見た方がイメージもしやすい
と思います。
こちらからご覧下さい。
【軸足をつくる3種類の練習】
・バックステップ
・ロングステップ
・前足ねじりステップ
いかがでしたでしょうか。
当てはまる事などはありましたか?
当たり前の基本とされている事ですが、
改めて考えてみると発見やヒントにもなったりすると思います。
この軸足をつくった後は「体重移動」の動作が必要になります。
そちらの記事も合わせて読んで一連の流れを抑えてください。
練習方法もまだまだありますので、
もっと知りたいという人はLINE@などで
ご連絡くださいね!
針の穴を通すコントロールをこれで
手に入れてくださいね!