これでいいのか少年野球?!指導者の暴言は子どもの脳を破壊する

こんにちは。

回は少年野球・中学野球の問題点について
書いていきたいと思います。

少し厳しい話になってしまうかもしれませんが、
子供たちがより野球を好きになってもらったり、
野球を通じて心身ともに成長してくれることを
願ってこの記事を書いています。

少年野球はこのままでいいのか?

たちスクールでよくご相談を受けることの1つに
監督やコーチの方とのトラブルということがあります。

その多くは残念ながら子供たちを批判するものが多いです

例えば
理不尽にできないことに対して怒ってしまったり、
選手がうまくプレーできないことに対して暴言を吐いたりします。

何かをやろうと姿勢やあり方の過程ではなく、
「結果」だけ見て判断しているわけです。

導者側の言い分ももちろんあると思いますが、
多く聞いていると私たちには理解しがたいものも多いのも事実です。

最近では減ったのかもしれませんが
ひどくなってしまった場合は体罰・暴力などやもあります。

時々テレビやニュースでも指導者が選手に対して、
手をあげてしまっているということが問題視されています

くは「勝ちたい」という気持ちが強くなってしまったが故に
起こるものだと思います。

ですがまだまだ少年野球というこれからの選手に対して
「恐怖」
というものを使って選手をコントロールするということ
は私はたちには理解がしにくいです。

大人と子供も当然体も脳も考えられる能力の差にあります。

あまりにもこの大人と同じように求めてしまう事は
子供にとってはつらいはずです。

もちろん指導者の方も子供も勝つ気持ちがありますが
その方向が間違ってしまうことが
こういった体罰やトラブルの原因になっているように思います

暴言・体罰は取り返しのつかない事態を招いている事を知ってほしい

厚生労働省が出している資料には過度な暴言や体罰が
脳の萎縮を招くということが言われています。

体罰・暴言で子どもの脳が「萎縮」「変形」 厚労省研究班が注意喚起

本来スポーツというものは子供の発達を促すものです。

標に対して努力していくことやチームワークや
自信を形成して実社会にでてた出て行った時に
本人が自立し自分の足で歩んでいけるようになるものです。

かし指導者側の過度な暴言や体罰によって
脳が萎縮されてしまうと考える力や
理性を抑制するということが出来なくなってしまいます。

えば子供の挑戦しようという気持ちがなくなってしまったり、
理性をコントロールするということができにくくなるので
犯罪や感情に左右され問題的な行動や発言が多くなってしまうかもしれません。

これは子供たちの未来のためには何も残りません。

というか、脳が萎縮し本来あるべき機能発達を阻害している
なんて事はあってはならない事ですよね。

せっかく好きで始めた野球が嫌いになり、
心身ともに発達するはずのスポーツが自分の脳を萎縮させてしまうことになり、
本来子供がもっている可能性を指導者が奪っているという事になります。

この現状はあってはならないことです。

指導者の方も普段は仕事をし
土日のボランティアで活動されてる方も多いと思います。

忙しい合間をぬって指導されるという事は
今日までの野球界の発展に大きな力になった事は間違いありません。

しかしその方向性が間違ってしまうと大きなトラブルになってしまいます。

年代が小さい時ほど大切。だが、情報はこない

私は仕事上、各年代(小中高大)野球の試合の観戦をしますが、
年代は低いほどトラブルなどが多いように思います。

まだまだこれからの選手たちの暴言を吐き
恐怖で支配する事よくありません。

また少年野球ほど新しい知識や知見などの情報が入らないと
いうことが1つの要因にもなっていると思います。

しかしながら本来大事なのはまだ年齢の低い少年野球や中学野球の時に
「どういった姿勢で野球取り組むのか」
「競技を通じて自信を形成できるか」
そういった人間的なベースを土台としてつけることが最も重要なはずです。

勝つ事はとても嬉しいことで楽しいことではありますが
それだけを目標にしてしまうのはあまりにも苦しさが伴います。

勝つという目標の為に手段を選ばない指導者が多いように思います。

指導者はチーム関係者と価値観を共有すべき

私たちは相談を受けていて感じる事は
指導者と保護者や選手との
「コミュニケーション」の不足と齟齬です。

恐らく多くの問題はしっかりとお互いが向き合い
話をすれば解決するはずです。

どういった考えで選手を育成しているのか
保護者ができるサポートは何か?してほしい事は何か?

そういった事をしっかりと共有しチーム運営をしていくべきです。

最高のチームにしていく為に必要な事は
詳しくはこちらをご覧ください。

子どもの才能がメキメキと伸びる!「最高な少年野球チームの作り方」

選手が自ら考え「常勝」チームを作る為に少年野球監督がする5つの事

たくさん話し合えば必ず解決できるはずです。

私たちが大切にしている事

スクールに入っている小学3年生の生徒で、
1年以上ほぼバットに当たらないという生徒がいました。

技術的な問題ではなく心理的な問題がかなり影響している状況で、
よくよく話を聞いて見ると野球を始めた頃に
三振をしてしまって監督に猛烈に怒られたそうです。

それが原因となってトラウマのようになってしまい最初は
バットを振る事すら躊躇してしまう
状況になっていました。

表情も暗く明らかに自分を表現する事を
抑圧されている感じでした。

普通であれば、
何で振らないんだ!
・やる気があるのか!
・教えているのになぜしないんだ!
と結果を気にして言いたくなる所ですよね。

ただ、本人は本当は打ちたいという気持ちが滲み出ていた
のを記憶しています。

たちは
「当たらない事はいいから、まず1回スイングできるようにやってみよう」
と声をかけていきました。

最初は弱々しくなんとか1回振ったのを今でも記憶しています。

たった1回スイングするだけでも本人には怖かったんですね。

それを2回、3回、4回・・・・
力も段々と強く振れるようになりました。

1年以上たってようやく毎回スイングできるようになり、
ボールにもあたるようになります。

正直実力的に見ればまだまだ大した事はないと思います。
中々当たりませんからね。
ただそれでもその生徒にとっては大きな成長ですよね。

っと私たちは本人の「姿勢」を見て評価をしてきました。
10回振って当たらなかったのが1回当たるようになる。
2回当たるようになる。初めて外野まで飛ぶようになった。

それでいいと思うんですよね。そこに本人の姿勢があれば。

今ではその生徒はガンガン打てるようになっています。
「やればできる」
というメンタルが本人の中でできたんですよね。
結果を恐れなくなりました。

かった表情も今では、
目を大きくしてスクールに来てくれます。

明らかに私たちも本人の成長を感じますし、
野球への姿勢を見て感慨深いものがあります。

技術的にはまだまだですが、
大切な何かを本人が得てくれたように思います。

人を育てるという事は難しい事ですが、
確信をもってこれでよかったと私たちは胸を張って言えます。

誰の為に、何の為に、なぜ自分(指導者自身)が野球指導をするのか。

そこをもう一度じっくり見つめ直した時、
違った視点で選手や野球に取り組めると思います。

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