内野守備(投手、捕手以外)を確実に上達させる4つの指導ポイント

こんにちは、JBS武蔵の河合です。

今日は、小学3年生(セカンド)と6年生(ファースト)の兄弟の
「守備のマンツーマンレッスン」をしてきました。
自分は、内野守備が好きなので、やっていてかなり楽しかったですね~^^

今日感じたことで、
「指導者さんが、内野手(ピッチャー、キャッチャー以外)を指導する時のコツ」
をお伝えします。

主に、私が内野手の選手を指導する時には、
以下のような流れで指導しています。

現状の課題を把握する

まずは、どんな技術もそうですが、
現状の自分の課題がわからなければ、

何を意識して練習すればいいのかわからないので、
今のその子の現在地を確認します。

まずは、ヒヤリングをして、
「うまく捕れない時に、どんな風に捕れないのか?」
を確認します。

聞いてみたら、6年生の子の場合、元々ピッチャーやキャッチャーで、
ゴロを捕るのに慣れておらず、一番は練習量が不足している状態でした。

今回は、軽くノックを打って、
私がうまく捕れない原因を分析してから
指導に入っていきました。

分析の結果は、
ゴロへの入り方が直線的で、正面衝突していて、
ゴロのバウンドにうまく合わせられないというような状態でした。

守備がうまくいかない原因の分析に関しては、
以下の内容を基準として、分析しています。

内野守備が劇的にうまくなる!「5つの基本ステップ」【動画付き】

全体の流れを説明する

一旦、以下の内野守備の全体像を確認します。

今回の6年生の子の課題は、主に以下の②と③がうまくできないことにありました。

①構え方〜スタート(一歩目)
②入り方(合わせ方)
③捕球姿勢
④ステップ
⑤スローイング

なぜ、内野守備の全体像を一旦把握させるかというと、

選手自身が、全体の中のどこの課題に取り組んでいるのかを明確にするためです。

そうすることで、自分自身の技術レベルや課題を客観的に見れるようになるため、

その後、選手自身が主体性を持って自らの課題に取り組んでいけるようになります。

 

それぞれの課題にあったドリルやメニューで練習する

単純にノックを打って、選手に課題を意識させながら練習してもいいのですが、
ノックだと、バウンドの変化が多かったり、捕ることで精一杯で、
課題への意識がしにくい場合があります。

なので、できればそれぞれの課題にあった「簡単に取り組めるドリル」
で練習したほうが効果が高くなります。

以下に守備の練習メニュー動画を載せていますので、
よろしければご覧ください。

JBS武蔵youtube【守備練習メニュー動画一覧】

 

振り返りながら反復練習する

あとは、しっかり練習を継続しながら、
選手自身の課題を確認しながら反復していきます。

守備は「反復練習」が「命」なので、
出来る限りボールを捕る本数を増やして、

同時に今回のように「課題を明確に」して
取り組んでいけるといいですね。

 

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