メンタルが弱い子供は親が原因!?親がやりがちな7つのダメな口癖

こんにちは!

今回はご相談でも良くある、
「子どものメンタル」
についてお伝えしていきたいと思います。

スポーツをしたり、勉強をする中で
「我が子にもう少し頑張って欲しい!」
という時ってありますよね。。。

・せっかくの晴れ舞台になんかモジモジしてしまう
・緊張しすぎて何もできなくなってしまう
・引っ込み思案の性格を何とかしたい
・弱気な性格でもっと挑戦してほしい
・失敗してもいいからどんどんやって見て欲しい
・怒られるとすぐに折れてしまって・・・
・壁に当たった時こそ何とか踏ん張って欲しい!

そんなお悩みはご相談をよく受けています。

私たちもスクールを普段開催している中で、
上記の様な子ども達を接してきています。

その特徴を抑えつつ私たち大人ができる事も踏まえて、
今回の記事で少しでも悩んでいる方々へのヒントになれば幸いです。

メンタルが弱い子どもの特徴

「メンタル」と言うと少し大げさかもしれませんが、
緊張する場面、
練習試合や公式戦、
大勢の中でプレーをする、
自分を表現する事、
などを苦手とする子は多いのかなと思います。

そう言った子ども達の特徴は、

「結果を気にしてしまう」

という事だと思います。

スポーツや勉強でもそうかもしれませんが、
多くの事は周りから評価がされます。

他人の評価を気にするな

例えば自分をうまく表現できない子どもの特徴として、
他人評価を気にする事が1つあります。

・変な事いって嫌われたらどうしよう
・つまらない事を話して嫌な顔をされたらどうしよう
・みんなと違う事をしてまだ目立ったら自分が浮いてしまう
・エラーをして怒られたらどうしよう
・打てなかったら自分がどう思われてしまうのだろう

このように考えてしまいます。

多くの子ども達はそういった
「他人の評価」
にとても敏感です。

 

かし、子どもの頃(大人でもそうかと思いますが)から
自分の本音や感情を無理に抑え込んで
しまっては大きく育つ事はありません。

本当はこうやってプレーしたいのに・・・
本当はもっと色んな話をしたいのに・・・

本当は・・・

という様に自分の考えや感情を抑えすぎてしまう事で、
自分にはわからない程ストレスを抱えている場合もあります。

監督やコーチの言いなりになっていては、
常によくわからないプレッシャーに晒され続けます。

当たり前ですが、
子どもは大人の道具ではありません。

そして、選手自身も早くそこから抜け出さなくてはなりません。

これが続いていってしまうと、
変に自己犠牲ばかりになってしまったり、
自分を塞ぎ混んでしまったり、
周りに合わせるだけになってしまったり、

自分の本音を常に抑え込んでしまいます。

自分の本音ややりたい事を表現する事で行動力は
大きくなっていきます。

経験の量は想像力を拡げる事になりますし、
スポーツだけに収まる事なく自分の人格を形成してくれる種になります。

この様に結果に敏感になっている、
子ども達は多い様に感じます。

 

評価の基準を自分にする事でメンタルは強くなる

私たちが多くの子ども達と接してきて
とても有効と考えている事は、
「評価を自分基準にする」
という事です。

他人と比較したりする事だったり、
他人からの評価を気にしがちです。

でも本当に必要な事は他人からの目ではありません。

スポーツであれば、

・どれだけ成長する事ができたか
・どれだけ自分の為になる事をしてこれたか

という事が上達につながります。

野球で言えば、
最初は一度もバットに当たらなかったのが、
「1つ当たる様になった」
これだけでも本人にとっては大きな出来事で、
喜びを感じるポイントになるはずです。

いかに自分を基準として積み重ねる事ができたのか?

これが大切な事だと思います。

他人の評価や目を気にする事は一切ありません。

行動した「失敗」はもう失敗ではなくなる

最初のうちはどうしても怖いものですが、
周りがそれを理解しサポートしていけば必ず子どもたち
は小さいながらも挑戦をしてくれるようになります。

そうして仮に上手くいかない事があったとしても、
もうそれは「失敗」ではなくなります。

自分の意志が入って行動した事は、
「結果」
になります。

また今まではやろうとしなかった事をしているわけですから、
「過程をしっかりやろうとした」
という小さな誇りと自信ができます。

その自分を軸とした評価をして行く事が必要です。

その積み重ねを続けている内に、
他人の評価を気にする事も少なくなります。

やらない失敗よりもやった失敗からは学びも多いので、
それはもはや「失敗」ではないですね。

1つの体験・経験となります。

なので失敗ともう言えませんが、
他人評価から自分評価へ変えて
どんどんやりたい事ややってみたい事をトライさせる事が
1つの解決策になります。

自らそうして自立して強くなっていく事必要だと考えています。

勇気をもって一歩踏み込む。
そして慣れ親しんだ自分を変えてみる。

この気構えがとても大切なのかと思います。

大人の私たちができる事

では大人の私たちができる事は何かあるでしょうか?

もちろん先ほどまでの様な事を、
子どもと面を向かって話す事は必要ですね。

それに加え私たちができる事は、
「子どもを他人評価する様にさせない事」
だと思っています。

これは何気ない一言でも、
子どもたちは敏感に感じ取ります。

よく、兄弟がいたりすると
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」
というフレーズがよくないと言う事が言われますね。

これは、その人(お兄ちゃん)の人格や感情を無視して
「お兄ちゃん」
という自分自身(1人の固有名詞)として見られていないから
と言われています。

このように私たち大人が子どもに対して、
望ましくない言葉がけが存在します。

その代表的なものをお伝えしていきます。

こんな言葉がけが子どもの成長を奪う

否定系

基本的に
「〜〜してはいけません」
の定番のフレーズです。

否定系の言葉がけを受けてしまうと、
「自己肯定感」が失われてきます。
子どもの自尊心が奪われていきます。

・高めのボールは打ってはいけない
・バットはこうやって振らないといけない

こういった声かけも否定系です。

日常であれば、
・人に迷惑をかけてはいけないよ
・そこは走ってはいけないよ

などになりますね。

「打ちたい」「遊びたい」「走りたい」
などの欲求から子ども達は行動しています。

そこで否定をされてしまうと、
その欲求がいけない事だったと認識します。

なので、自尊心が育ちにくくなります。

急き立てる系

「早く◯◯して」
「ちゃんと◯◯して」
というのが代表フレーズですね。

このフレーズも使うのはNGのフレーズです。

えば、
「早く◯◯して」
というのは裏を返すと、
「あなたはまだできてないので注意しています」
というメッセージを伝えている事になります。

これは子ども(相手)に対して、
「失敗の経験」
を積ませてしまっていると言う事ですね。

このフレーズが使われすぎると子どもは、
「いつも言われているのは自分ができていないから」
と認識します。

これも否定系と同じように自尊心を高める事はできません。

段々と「自分はできない」と認識してしまっては、
プレッシャーに弱くなるのは当たり前です。

命令形

「◯◯しなさい」が命令系です。

この言葉がけをしていますと、
相手の感情を考慮しない上でいわば強制力を働かせる事になります。

「勉強しなさい」「練習しなさい」
などがそうですね。

この言葉を使いすぎると子どもは
感情を抑圧される事になるので、
自分の欲求を無理やり抑える事になります。

そのストレスが大きくなると所謂「キレる」
ようになります。
また、逆に抵抗力がなくなり無気力に陥る事になります。

そもそも命令形の言葉を使う事はしたくありませんが、
どうしてもと言うときは「理由」を必ず添えてあげるとよいですね。

けなす系

これはあまり使わないかもしれませんが、
「うちの子は頭が悪いからねえ〜」
なんてちょっと気心の知れた知人や
冗談などで言う事もありますよね。

ただこれは子どもにとってはあまり嬉しい言葉ではありません。

子どもは純粋ですから、
言葉の額面通り受け取ってしまう事もあります。

あまり冗談でも使いたくない事言葉ですね。

比較系

よくご兄弟がいる方であれば、
どうしても比較というのはしてしまいがちですね。

またそうでなくても、
「◯◯君は今日も家の前で素振りをしてたよ」
「◯◯君は塾にも行って、家でも毎日勉強しているんだって」
という様に比較してしまう事は日常の中でよくある様に思います。

ただこれも子どもとしては
「自分を見てくれていない」
という事を認識してしまいます。

なので、
周りの人たちは自分の事を理解してくれない、
というように考えやすくなります。

自分が逆の立場でも、
決して本質的な所を褒められている訳ではないですね。
・素振りをしている自分を褒められている
・他の人より努力している自分を褒められている
という事になりますので、本質的にメンタルを強くするものではありません。

突き放し系

「もう勝手にして!」「いい加減にして!」
と何度言っても理解してくれない時は
このフレーズを使ってしまいますね(笑)

「何度言ってもわからない!聞き分けが悪い!」
と思ってしまいますよね。

実はそれ子どもも同じですね(笑)

何度も主張していきたり、同じ事をするのはそれだけ
「欲求の強い事をしている」
という事です。

子どもも、
「なんで何度も言っているのにわかってくれないんだ!」
と思っていると思います(笑)

もちろん子どもですから、その場を抑える事はできますが
それでは解決はできないですね。

それだけ強い主張にも関わらず、
突き放してしまえば子どもへの影響も当然大きくなります。

くどくど系

わかっているにも関わらず何回も聞いてしまったり、
くどくどといってしまう事もありますよね。

「いつも言ってるのに」「どうして〜〜なの」
この様なフレーズですね。

子どもとしてはこれを言われると、
「自分は管理されている」
と認識します。

自由な発言、自由な発想、自由な感情表現が
育たなくなってきます。

大切なのは「子どもの自尊心」

自尊心というとプライドみたいなイメージですが、
そういったものではありません。

メンタルを強い子どもに育てる為には、
「子どもの本音を大切にしてあげる」
というスタンスが必要です。
そういった子どもの声や行動というのはまだ
うまく表現できなかったりします。

大人の都合によってそれを潰してしまうと
子どもの感情は育ってきません。

感性が弱くなれば悔しいと感じる事もなくなりますし、
何を言っても無駄と学習してしまえば、
それがスポーツに現れてしまうかもしれません。

子どものメンタルを育てていくには、
ちょっとした工夫で変わってきます。

子どもの本音を大切にしてあげる事
まず大切であり、大人の私たちが小さな本人の成長を見て上あげる事。

これがメンタルを強くしていく事の第1歩ですね!

 

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