【良いプレイヤーの条件②】

良いプレイヤーの条件の続きです。

競技特性に限らず、良いプレイヤーには「自律力」が高く、行動基準となる規範があるという話をしました。

その「自律力」高めるようにするにはどうしていけば良いか、私なりの考えを書いていきたいと思います。

人間の行動には、
「やりたい事」「やるべき事」「やらなくていけない事」「やってはいけない事」
と分けられると思います。
例えば「甲子園にいく=やりたい事」とすれば、「やってはいけない事」は練習をしない事です。
「やらなくてはいけない事」は当然練習であって、「やるべき事」はそれ以上の努力です。
そうして初めてチーム内の競争に勝ち、そして相手に勝っていく事ができます。
まず自律力を高める為には「やりたい事」を明確にする事が大切だと思っています。

自律力の低い選手の特徴は「やりたい事」を明確にできず、感情的に行動してしまう特徴があります。
欲のままに行動してしまうという事ですね。特に子どもには多い行動です。
これは「偽物のやりたい事」です。

多くの場合は「やらなくてはいけない事」や「やるべき事」は辛い事が多いです。甲子園に行こうと考えたら、練習はやはり毎日の様に厳しいでしょうし、さらに競争に勝っていく為にはやるべき事として努力を積み重ねていかなくてはなりません。

誰もが辛い練習はしたくないのが当たり前だと思います。
しかし明確に「やりたい事」、つまり目標が見えている選手は辛い練習でも「やりたい事」の為に踏ん張っていけます。

そういう選手は自律力が段々とついてきます。
「やるべき事」も「やらなくてはいけない事」も必要なものと考える事ができるからですね。

やはり自律力の低い選手は「やらなくてはいけない事」にはフォーカスを当ててしまいすぎて、
なぜこんな辛い事をしているのだろう、などど考えそして「偽物のやりたい事」へ逃げてしまいがちですね。

これでは良いプレイヤーになるわけがありません。

なので、自律力を高めていくには
自分の行動には「やりたい事」「やるべき事」「やらなくていけない事」「やってはいけない事」があるとまずは理解する事。
その上でやりたい事を明確にし、やるべき事ややらなくてはいけない事を必要と考える事が重要となってきます。

その中で、段々と自分に必要なものや不必要なものを取捨選択するようになり規範や行動基準となるものが見えてきます。

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