【言葉の豊富さが、野球少年の成長に繋がる】

こんにちは!今日は「語彙力」というものをテーマに書いていきたいと思います。
語彙力というと表現できる言葉の数という事になりますかね。
日本語が乱れているという事はいつの時代でも言われている事の様に思いますが、
私が思う所は語彙力の豊富さは感情コントロールに繋がるという事です。

例えば、
『やばい』という言葉がありますね。
これは多くの意味を含んでいる言葉になります。

・忘れ物をしてしまってピンチ
・何かを悪さしてしまって大変

という意味合いもれば

・○○は野球が上手くてやばい
・あのバッティングはマジでやばい

などのように「すごい」という意味でも使われたりします。

『ウケる〜』というのもそうかもしれません。
「面白い」という意味合いもあれば、
「やばい」の様に何かしてしまった事に対して使われる事もありますね。

ついこの前、電車で学生が
学生A「テストできなかったわ」
学生B「マジで?なんかウケんね〜」
という会話をしているシーンがありました。
ちょっと合っているような合っていないような・・・?と感じました。

少なくとも「ウケる」という事が何を意味しているかハッキリはわからなかったですね。
「ウケる」というのも幅広く使われているように思います。

このように抽象度の高い言葉を色んな意味に適用して使われているようになってきたのだと思います。

しかし、意味が広く使われている事が逆に「表現したい感情を適切に言葉にできない」状況を作ってしまいます。
そうなると、何かストレスがあったとしてそれをうまく言葉として発散していかないと溜め込む一方になってしまいますね。

その為、語彙力が豊富であることはとても大切です。
感じた感情を適切に言葉にできるだけで感情をコントロールできるようになってきます。

それは野球というスポーツをやる上でも役に立ちますし、
何かをアピールする場面でも役に立つかもしれません。
相手の指示をしっかりと理解する事もできるようなりますし、話しを素直に聞く為にも大切です。
対人関係を築くためにも必要ですね。

また、しっかりと言葉に落とし込むことができると「腑に落ちる」ようになってきます。
野球というスポーツは体を動かすものですが、そのパフォーマンスをあげていくことの1つとして
「語彙力」という、全く体とは違う分野も必要になってきます。

ちなみに語彙力が少ないと非行に走ってしまうという研究もあるようです。
少しググったらかなりの文献や研究などがヒットしました。

やはり「意味の広い言葉」だけで会話が成立しないようにしていく事は成長に不可欠ですね。

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