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【成長には抽象的な言葉を使用しない事】

自分のプレーを向上させていく為に必要な事として「抽象的」な言葉を使わないで表現する事という事が必要になってきます。

例えば、守備の上手い選手がいたとします。その選手をみて「すごい」とか最近だと「やばい」などの表現をするプレイヤーは多いと思います。

しかし、「何が上手いのか」「何がやばいのか」と具体的な事がこれではわかりません。全体的なプレーをみて判断するだけでは自分のプレーとどこが違い、自分に何が足りないかの判断ができません。

エラーをしてしまったとしても、「エラーしてしまった」だけで終わってしまっては次に繋げる事ができません。

単にゴロを捕球する「技術」が足りないのか、集中力が欠けてしまって「心」の面からエラーしてしまったのか、体力的に疲れてしまったのか。

エラーした原因も様々ですので、エラーしたからといって技術一辺倒に練習するのが正しくアプローチできているとは限りません。

少なくとも、「心」「技」「体」の3つの面からは最低でも振り返っていく必要があります。

そこから更にどう深堀りして原因を探っていけるかが正しい原因の把握になります。
そうする事に自分のプレーに対し向き合い、必要な対策も決まってきます。

正しい原因の把握が成長のキーポイントです。

その為にもできるだけ抽象的な言葉だけで終わらず、課題を具体化していくステップが必要で、ある程度のフレーム化して探っていく必要があります。
抽象度の高い表現から具体的になればなるほど、練習や試合にも身が入ってきます。
正しい原因の把握と、それに対する正しいアプローチがとても大切です。