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【感情と思考と体の関係②】

前回の続きです。
言いたい事や、やりたいことをやっていこう、という話をしました。
これが能力発揮とどう関係があるのでしょうか。

実は、この部分に能力が発揮できる人とできない人の大きな違いが隠されています。
これから、それがどういうことなのかを説明していきます。

このトライアングルは人間が誰しも持っています。
トライアングルがバランスよく機能している時に能力が発揮されます。

〜したいという「心」があり、〜しようという「思考」、そしてそれらを行動や表現として「体」としています。

上記のように「心」と「思考」と「体」が一致している時は、
たとえ失敗したとしても、じゃあ、次はこうしてみようとまた新たな行動にでます。
これが繰り返され成功にたどり着いたとき、人は「自信」が生まれます。(自信の詳細についてはこちら→自信について思う事

では能力が発揮できない、成績が上がらない人はどのような流れになっているでしょうか。

ほとんどの人が本当は〜したいけど、そんなことしたら何か大変な事が起こるかも知れない。だから、こうやらなきゃいけない。
と考え行動しはじめます。
つまり、心で感じている「〜したい」に対して、思考のバランスが崩れ、体(行動)のバランスも崩れている状態です。

この状態では、義務感や苦しさが伴い上手く能力は発揮できません。

言いたいことをせずに他人の目を気にしながら(他人に迷惑をかけないように、他人によく思われるように)無意識に行動、言動に移しているというわけです。

トップアスリートの世界は我がままな性格や頑固な人、
一般的に言う「変わり者」が多いと言われています。
ですが。言い方を変えると自分の意志があるという風にも言えます。

以上のことから、
いいたいこと・やりたいことを優先していくことが能力発揮の第1歩となります。