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【良いプレイヤーの条件①】

良いプレイヤーの条件としてあげられるものはたくさんあると思います。
また、競技によってももちろんそれは違ってきます。

団体スポーツはチームの総合力で勝敗が決まってきます。協調性や複数人での戦略など団体競技にしかない特性があります。
個人スポーツで必要なのは個人の力量が物を言います。

競技の特性によって必要な能力は違ってきますが、特性に限らず良いプレイヤーに必要な能力として「自律力」というのが挙げられると思います。

「自律」とは自分を律する事です。自分の規範に沿って行動ができる事を自律といいます。
この規範をつくれているか?という事がポイントになってくると思います。
自分の行動の基準を明確に持っている選手はやはり良いプレイヤーになります。

例えば、野球で有名なダルビッシュ選手は「明日の自分が後悔しないか?」という事を行動の規範にしているそうです。

例えば食事の誘いやお酒を誘われても、コンディションが悪くなると判断すれば断るわけですね。誘惑があってもコンディションが悪くなった明日の自分が後悔すると思えばどんな事でも断ち切るそうです。
甘いものも好きなようですが、体の栄養の為なら不必要なものは絶対にとらないそうですね。逆に言えば味が悪くても良いと思ったものはとるそうです。

このように活躍しているアスリートは自分の行動の基準となる「規範」があり、それに基づいて自律していると言えます。

どんな競技であれ、この「自律力」はとても大切になってきます。

では、「自律力」を高める為の行動基準や規範はどのようにつくっていくのか。
続きはまた書きたいと思います。