俺の育成論

【動画付き!】144km超のプロコーチ直伝!伸びのある球の投げ方2選

こんにちは!

回はノビのある球を投げるために必要な、
腕の振り方について書いていきます。

ピッチャーにとってのノビがある球を
投げるということはとても有利です。

ファールでカウントを取ることも出来ますし
空振りを取ることもできます。

バッターにとってもノビがある
ボールは非常に対応がしづらいです。

球速だけでなく、「ノビ」や「キレ」というものは
ピッチャーがバッターを打ち取る為に必要なものです。

うやったら、ノビのあるボールが投げる事ができるのか?
そのピッチャーのフォームつくりについて書いていきます。

これでどんどんバッターを打ち取って欲しいと思います。

ピッチングフォームの理想的な腕の振り方

伸びのあるボールを投げるためにはいくつかのポイントがあります。

1つ目は「腕の振る距離」を伸ばすこと。
2つ目は「腕を振る速さ」を上げること。
3つ目は「上半身の回転スピード」を上げること。

この3つが合わさって、
腕は自分の力を100%発揮して振る事ができるようになります。

動画を見ると理解がしやすいと思いますので、
是非動画もご覧になってください。

腕の振る速さと距離を伸ばすには?

1つ目と2つ目の、
腕を振る距離を伸ばし、速く振るためには
肩甲骨の使い方がとても重要になります。

腕というのは動かす為には肩甲骨が動く必要があります。
この肩甲骨が十分に大きく動く事で、
腕の動く範囲が決まってきます。

右ピッチャーであれば右側の肩甲骨が
背骨側に寄っている必要があります。

また左側の肩甲骨はその後の回転動作のために
背骨から離れている必要があります。
参考写真になります↓↓

※動画を見るとより理解がしやすいと思います。

投げる側の肩甲骨は背骨に寄り、
グローブ側の肩甲骨は背骨から離れます。

これにより腕が十分に動き、速く振れるようになり、
また腕を振る距離も伸ばすことができます。

た、グローブ側の肩甲骨は肩越しか
もしくは肘越しに相手を見るようにします。
参考写真になります↓↓

以下の動画で見て頂けると、より理解が深まります。

上半身の回転スピードを上げるためには?

次に上半身の回転スピードを上げるための説明をしていきます。

上半身の回転スピード上げていくためには先ほどの
肩甲骨の使い方をまず前提にします。
(投げる側の肩甲骨が背骨に寄り、グローブ側は離れる状態)
参考写真になります↓↓

その後にグローブ側の肩甲骨(肩)をできるだけ速く引きます。

グローブ側の肘を自分の脇腹(体側)に当てるようなイメージで素早く引き、
グローブ革の肩甲骨が背骨に寄るようにします。
参考写真になります↓↓

ほど肩越しもしくは肘越しに相手を見るようにしたのは
このグローブ側の肩甲骨を速く引く為です。

投げる側の肩甲骨は背骨に寄っていた所から、
今度は離されて腕が振られてきます

このように投げる前は、
投げる側の肩甲骨が背骨に寄っていてグローブ側が離れています。
今度はそれが入れ替わることで回転というものが出てきます

この回転を出来るだけ早く行うことで
回転のスピードを上げることができます。

肩甲骨の入替え動作がいかにスムーズに速くできるようになるかが、
回転速度に影響してきます。

当然回転速度が速ければ、腕は速く振れるようになります。
回転の前に先ほどの姿勢がしっかりできていれば、
腕の振る距離と速度もあがり「ノビ」や「球速」「キレ」も出てきます。

※以下の動画を見ると理解がしやすいと思います

回転する時には回転方向も大切

回転をする際ですが回転する方向も大事になります。

スピードに加え効率的にボールに力を伝えるには、
腕の振る方向と腰(上半身)の回転する方向を一致させる必要があります。

ほとんど多くの場合、
腰が「横」に回転するにも関わらず、
腕が「上から下」へ振られています。

この状態だと腕の振る方向(横)と腰の回転方向(縦)になってしまい
力の向かう方向が一致していないので、力が効率的に伝わりません。

また回転方向が一致していないのでコントロールも乱しやすくなります。

上半身の回転方向と腕の振る方向一致させることで
ボールへスピンもよくかかるようになります。

これによりノビのある球が投げれるようになります。

コツは投げる側の肩が遠回りしないことがポイントです。

※詳しくは動画をご覧ください

よくあるダメな例:グローブは相手に向けない

よくグローブ側の手(グローブ)を相手に向けよう
と指導されることがあります。

ただこれでは鋭い回転をすることが出来にくくなります。

鋭い回転をするためにはグローブ側の肩甲骨は背骨から一度離れたところから、
回転の時に背骨側に寄ってきます。

グローブを相手に向けてしまうとこの背骨に寄ってくる 、
動作がしにくくなります。

グローブを相手に向けていても背骨から離れていれば
問題ありませんが多くの場合はうまく使うことができません。

今まで当たり前とされてきたことでも見直すことが必要です。

腕の「加速距離」を伸ばし、腕の「振るスピード」を上げる練習

・正面スローイング
・弓矢ドリル

「上半身」と「腕」の回転方向を一致させる練習

・バットローリング
・脇腹締めドリル
・ボール背負いドリル