俺の育成論

プレッシャーや不安を感じた時は「原点」を思い出すこと

こんにちは、JBS武蔵の河合です。

今日は、私が野球をやってきた学生の頃の話をしたいと思います。

今日は、雑談っぽく書いてきますね。

 

私が野球をやり始めたのは、幼稚園の頃で、4つ上の兄が地元の軟式野球チームに入団したのをきっかけに一緒にくっついていってました。

まだ5歳くらいなので、ほとんど遊びで、守備守りながら砂遊びとか始めちゃう感じで、最初は野球をやってる感じはなかったですね(笑)

 

まぁでも、段々のめり込んできて、気づいたらプロ野球選手になるのが夢になってましたね。

なんでなりたかったんだろうって思うと、

やっぱり憧れてたんですね。

「自分もプロ選手みたいにあんなにうまくできたらどんなに楽しいんだろう」

って。

「あんなにヒットをいっぱい打てたら、楽しいだろうな」

「あんな風なホームランをかっ飛ばしてみたいな」

「華麗に守備をするあの選手、めっちゃかっこいいな」

 

もうそんな感じで、いいなぁ〜という想いに溢れていましたね。

 

プロ野球選手という夢の動機は、

「とにかくめちゃくちゃ楽しそうだし、かっこいいなぁ」

という感じでした。

 

それと、中学校や高校に進んだ時に感じていたのは、「両親を喜ばせたい」という想いでした。

 

母は、自分が小学生の時に病気にかかって、かなり苦労している姿を見ていたので、

自分が、活躍することで喜んでもらいたいという想いが強かったのを覚えています。

また、父も自分の野球にずーっと付き合ってくれていましたし、応援してくれていました。

父は、小さい頃からずっとテニスやってたんですけどね(笑)

 

高校の2年くらいの時に、始めて「プロになれないかもしれない」と思い始めました。

それは、周りの強豪校などのうまい選手と比較して、自分の実力が劣っていると感じていたからです。

いま思えば、誰かと比較して諦める必要は1mmもないと思いますけどね。

 

当時の自分に対して、アドバイスするならこういいますね。

「自分が野球が楽しかったり、大好きな想いがあるなら、なれるかどうかはわからないけど、やれるところまでやってみたらいいよ」

「いまの時点で誰かと比較して落ち込む必要はないよ」

「君は大器晩成タイプだからね。自分で納得するまでやってからやめても遅くないよ」

 

 

実際、スポーツ選手は、上に行けば行くほど結果が求められてきます。

その最もはプロ選手で、結果を残し続けることで飯を食べているといっても言いすぎじゃありませんね。

 

だから、スポーツ選手は、結果に対する不安やプレッシャーはつきまとうのは仕方がない部分です。

そこからは逃れようがありません。

なので、どう付き合っていくかが大事になります。

 

この結果に対するプレッシャーは、小学生や中学生のチームでも起こりえます。

勝つことに重きをおくチームほど、結果に対してシビアになってきます。

選手も結果がでないと、「交代させられる」、「指導者から怒られる」などからプレーに対する不安や怖れが出てきます。

私も、高校の時などは、結果に対するプレッシャーから「思いっきりプレーできないなぁ」と感じることもありました。

 

では、そんなときは、選手はどうすればいいのか?

まずは、原点に戻ることです。

 

自分は、なんのために野球をやっているのか?

誰を喜ばせたくてやっているのか?

誰にどんな言葉を言われたいのか?

野球のどんなところが楽しいのか?

 

原点を見つめ直すことで、

結果に対して怖れている感情から、

野球をやれていること自体に感謝できたり、

両親やチームメイトと一緒に喜びたいなと思えたりしてきます。

 

この夏で、最後の大会を迎える選手も多いと思います。

ぜひ、選手のみなさんは、一緒に切磋琢磨してきたチームメイト、指導者の方と一度本音で語り合ってみてください。

 

どんな大会にしたいのか?

どういう気持ちで臨みたいのか?

周りのお世話になっている方々に感謝の言葉を言うとしたら?

 

どんな結果であれ、最高の仲間達と野球を楽しんで欲しいなぁとつくづく思っています。

 

プロ野球選手のドキュメント動画が良かったので紹介します。
少し長いですが、よかったら見てみてください。

【日本ハムファイターズの中田翔選手のドキュメント】

 

それでは、また!