こんにちは!JBS武蔵の河合です。
「練習ではけっこう打てるんだけど、試合の緊張する場面で思うように打てない!」
という悩みってよくありますよね。
JBS武蔵の野球スクールの生徒からもよく聞きます。
「満塁で打席回ってくると、緊張して思いっきりバットが振れない」
「打てなかったらどうしよう」
「ここで絶対自分が打たなければいけない!」
という思いが頭をよぎり、力が入りすぎたり、うまくいくイメージが湧かなかったりします。
ここぞというチャンスなのにピンチなメンタル状態の野球少年は多いです笑^^
今日は、メンタルトレーニングのお話をお伝えしますね!!
指導者さん、保護者さん向けの内容です。
ぜひ野球チームで子ども達と接する時に、
意識してみて下さい^^
目次
良いメンタルの状態ってなんだ!?
まず、良いメンタルとは、
自分のメンタルが「怖れ」ではなく、「願望」や「貢献」の状態になっていることです。
「なんか静かなワクワクがある」
「打席に立つのが楽しみ!」
「ここでチームに貢献してやる!」
そこには、ポジティブなエネルギーがあり、
周りから見ていても、応援したくなる雰囲気があります。
アニメとかだとわかりやすいですかね。
ドラゴンボールの悟空が、戦うことが本当に好きなような感じですかね。
では、どんなステップで怖れをベースにしたネガティブなメンタルから、
願望をベースにしたポジティブなメンタルにシフトできるか?
お伝えしていきます。
まず、自分の恐れの状態(感情)に「気づく」べし!
この自分のメンタル状態に気づくこと、自覚的になることと言うのは、
スポーツ選手にとって、
最も大切なメンタルスキルといっても過言ではないと思います。
これマジです。
スポーツでは、心技体の能力を高めていくことで、競技力を向上させていきますよね。
でも、自分がどうなりたくて、そのためにどんな能力が必要なのかわからなければ、
日々の努力を淡々と継続していくことは難しくなりますよね。
「こうなりたい!」という気持ちが弱ければ、
目の前のコツコツとやっている練習の先に待っているであろう「最高の自分の姿」をイメージできないので、
途中でやめたくなります(^_^;)
これは、大人の私たちでもよくありますよね笑
少し話がズレたかもしれませんが、
自分の競技スキルを高める為にも、試合の本番発揮力を高めるためにも
まずは、自分のメンタル状態(感情)に気づくことからすべては始まります。
コーチが選手に接する時のポイントは、
とにかく、選手の感情を知ろうとすることです。
「いまどんな気持ち?」
「こんな時、どんな気持ちになる?」
など選手が、選手自身のメンタル状態に気づくキッカケを与えてあげて下さい。
気づいたら、その恐れの状態(感情)を「受け入れる」
まずは、選手が自らのメンタル状態に気づけるようになることが大事だと言いました。
実際、自分のメンタル状態に気づけた時点で、かなりパフォーマンスは出やすくなっています。
それは、気づけた時点で、自分を俯瞰して見ていることになるので、不安や恐怖が薄まります。
これは、よく身近な人に「あなたは他人事だからそういう風に気楽に見ていられるんだ!」
とかって使いますよね。
まさにこれを自分自身でやっているんですね。
だから、「自分自身」と「問題だと思っていたこと」
(ここでは例えば、野球少年が「チャンスで打てなかったらどうしようと思っている」)
が分離して、気楽になります。
「こうしなければダメだ」
「こうすべきだ」
「こうなったらどうしよう」
という自分自身の思い込みに気づいたとほぼ同時に、
「OK!そう感じても大丈夫!別に普通。プロ野球選手も感じてるし笑」
これくらいに思っておきます。
コーチから選手に声かけするときも、
「OK!緊張してもいいよ。どんな気持ちでも大丈夫だよ!」
その選手の感じていることを肯定してあげたいですね^^
そして、本来の「願望」に気持ちをシフトする
選手は、最初は「恐れ」や「不安」ベースのメンタルから、
自らの感情と向き合い(コーチの声かけもあり)
「あそっか、おれこんな気持でいたんだな」
と気づけました(この時点で凄まじい成長ですね^^)
そして、選手は
「そんな緊張している僕でも大丈夫だ。仮にここで打てなくても、三振しても別に大丈夫。仲間もいるし。」
「監督、コーチ、父さん、母さんもおれのこと信じてくれている。失敗かかってこいやー!!」
くらいになります笑
そしたら、選手はその後、
「おれは、本当はここでヒットを打ちたいんだ!!」
「ここでかっ飛ばして、チームを勝利に導くんだ!」
というポジティブな気持ちになります^^
最後は、いまこの瞬間に自分にできることに集中する
ここからも大事なんですが、
「いまこの瞬間のできること事は何かを考え、そこだけに意識を集中する」
というスキルです。
「僕が、ここでヒットを打つために、いまこの瞬間に自分にできることは、何があるかな?」
「おお、そう言えばコーチがこないだ試合前にアドバイスしてくれたな」
(コーチ)「お前は、インコースが得意だから、タイミングだけ合わせて、2ストライクまではインコースきたらフルスイングしたらいいんじゃないか?、追い込まれたらタイミングだけ合わせて思いっきり振ればいい。別に三振しても大丈夫だ。次またかっ飛ばせばええよ。」
こんな感じです。例が微妙ですかね(^_^;)
まとめ
①自分の状態(感情)に気づくこと
②自分の状態(感情)を受け入れること
③本来の願望に感情をシフトさせる
④いまこの瞬間にできることを考え、そこだけに集中する
①〜④までのサイクルを日常で回せるようになったら、
野球以外の勉強、受験、人間関係、将来の仕事など何にでも応用できます。
野球を取り組みながら、メンタルトレーニングをしながら、
子ども達の可能性を開いていきたいですね!!
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