俺の育成論

子どもに自信をつけさせる為には国語が必要?!勉強とスポーツの関係性

こんにちは!

日は「語彙力」というものをテーマに書いていきたいと思います。

語彙力というと表現できる言葉の数という事になりますかね。

日本語が乱れているという事は
いつの時代でも言われている事の様に思いますが、
実は語彙力の豊富さは感情コントロールに繋がります。

また、それがスポーツのメンタルにも影響し
メンタルの安定性と心を成長させ強くしてくれます。

子どもの心を強くし、成長していくには語彙力の豊富さが必要

例えば、
『やばい』という言葉がありますね。
これは多くの意味を含んでいる言葉になります。

・忘れ物をしてしまってピンチ
・何かを悪さしてしまって大変
という意味合いにも「やばい」という言葉が使えます。

他の意味合いでも例えば
・○○は野球が上手くてやばい
・あのバッティングはマジでやばい

などのように「すごい」という意味でも使われたりします。

『ウケる〜』というのもそうかもしれません。
「面白い」という意味合いもあれば、
「やばい」の様に何かしてしまった事に対して使われる事もありますね。

抽象度の高い言葉は気持ちを正確に表現する事ができない

前に電車でこんな会話を学生がしていました。
学生A「テストできなかったわ」
学生B「マジで?なんかウケんね〜」

という会話をしているシーンがありました。
ちょっと合っているような合っていないような・・・?と感じました。

なくとも「ウケる」という事が
何を意味しているかハッキリはわからなかったですね。

「ウケる」というのも幅広く使われているように思います。

このように抽象度の高い言葉を色んな意味に適用して
使われているようになってきたのだと思います。

しかし、意味が広く使われている事が逆に
「表現したい感情を適切に言葉として発する事ができない」
状況を作ってしまいます。

そうなると、何かストレスがあったとしても
それをうまく言葉として発散いていけないので
溜め込む一方になってしまいます。

れではずっとモヤモヤした状態が続きます。
的確に表現できる事はスポーツに限らず重要な事項です。

「はい」「いいえ」「わかりません」
3つしか言葉を使えないのはよく体育会系を表現する比喩として
使われますがそれではダメなわけです。

よく、私たちもスクールで
「最近、調子どう?」と聞くと
「微妙ー。」とか「んー、まあまあ」とかそういった言葉が
返ってくる事があります。

この後、もっと深く質問してたり引き出していくわけですが、
それだけでも子ども達がスッキリとした表情になる事は多いです。

に悩みを抱えている場合には思考を整理して吐き出すだけでも
かなりその後のモチベーションに繋がります。

その為、語彙力が豊富であることはとても大切です。

感情を言葉にできる事は考えを整理しコントロールする事になる

じた感情を適切に言葉にできるだけで
感情をコントロールできるようになってきます。

それはスポーツにも役に立ちますし、
何かをアピールする場面でも役に立つかもしれません。

手の指示をしっかりと理解する事もできるようなりますし、
話しを素直に聞く為にも大切です。

また、しっかりと言葉に落とし込むことができる
「腑に落ちる」ようになってきます。

ポーツは体を動かすものですが、
そのパフォーマンスをあげていくことの1つとして
「語彙力」という全く体とは違う分野も必要になってきます。

ちなみに語彙力が少ないと非行に走ってしまうという研究もあるようです。
表現できずにストレスを溜め込むことで、
周りに理解してもらえないという状況になってしまうのが一番の
要因と言われています。

できるだけ「意味の広い言葉」だけで
会話が成立しないようにしていく事も子ども成長には不可欠ですね。

子どもに自信をつけさせる為にも
国語の力が子どもを強くし成長させる起爆剤になるかもしれません。