俺の育成論

チャンスで打てる人・打てない人

チャンスで打てる人・打てない人

こんにちは!

野球でもスポーツでも仕事でも、
緊張する場面ってありますよね。

球なら勝敗を左右する打席、
サッカーなら延長戦のPK、
ゴルフなら優勝を決めるパット、
仕事なら重要なプレゼン、
etc・・

日常にこういった「結果」を求めれる事
というのは少なからずあると思います。

それでも、
毎回チャンスで結果を出す人

うまくチャンスをつかめない人

がいます。

そこには、「何」か見えない力があるのでしょうか。

結果を出す人を見て、
「メンタル強いな〜」と羨ましくなる人もいると思います。

もそれじゃダメですよね?!

周りから、
「勝負弱いな〜」なんて言われ続けらても仕方ありません。

今回はメンタルを強化し、
チャンスで結果を出せる人ようになる思考方法をご紹介します。

勝負強さを手に入れろ!自分の力を発揮する考え方

チャンスで打てない人はMust思考

チャンスで打てない人の思考特徴として顕著なのは
「〜〜しなければならない」というMust思考です。
「〜〜しなければならない」という状態は、
強い義務感が生じます。
また自分の感情は無視されある種の強制力が働きます。

例えば、
・お母さんに掃除しなさい!
と言われるのも「〜〜しなけならない」という義務感が働きますね。
・上司から突然、この仕事を明日までにやってくれ。
と言われても同じです。
(心の声:おい・・・無茶言うなよ。今日は早く帰って一杯やる予定だったのに)

なんて日常のちょっとした楽しみを、
根こそぎもってかれてしまう事もあるかと思います(笑)

勿論、それぞれにそれなりの理由はあると思いますが・・・。

お腹がペコペコに空いていて、
大好きなお寿司をこれから食べに行くぜ!って時も
「これからお腹一杯になるまで寿司を食べないといけない」
と思っていたら美味しく食べれないですよね(笑)

務感を生じてしまう場合は、
やはりいい結果や力を発揮する事は望みにくいです。
もしくはやる気や欲を大きく失います。

所謂、メンタルがやられてきてしまうのですね。
野球でもスポーツでも仕事でも基本的には同じです。

野球で置き換えるなら

これを野球で置き換えてみます。

最終回で1対0で負けている。ツーアウト満塁で一打出れば同点またはサヨナラ勝ち
という設定にしましょう。

ここで自分がバッターだったら、どう考えるでしょうか。

「打たなきゃいけない」
「ここで打たないと負けてしまう」
「まじやばい!どうしたいいんだ」

こんなメンタル状態になる人は多いのではないでしょうか。

お分かりかと思いますが、
このメンタルでは義務感に押しつぶされ、
過度に緊張してしまいます。

なので、この思考癖がついてしまっている場合は
今すぐにでも思考パターンを変えメンタルを整える必要があります。

チャンスで打つ人はWant思考

ではどのように思考癖やパターンを変えて
メンタルを整えるかというと、
「〜〜したい」というWant思考に切り替える事です。

〜〜したいというのは欲が強く出て、
能動的な状態になります。

先ほどの例であれば、
腹ペコの状態で「寿司を食べたい!!」
って思うから美味しく食べれますよね

きな人とのデートなら
「楽しみ!もっと一緒にいたい!」
って思いますが、
仕方なくしたデートなら
「なんでこの人とデートなんだ。つまらない」
ってなりますね(笑)

例えがイマイチですね(笑)

お寿司を食べたいと思うか、
お寿司を食べないといけないと思うか。

デートをしたいと思うか、
デートしないといけないと思うか。

同じ「食べる」という行為でも、「デートする」という行為でも
Must思考かWant思考でメンタル状態に大きな差がでます。

野球で例えるなら

「ここで打ったらチームが喜ぶ!」
「これで打ったらヒーローだ!」
「練習してきた成果を出す時だ!

と考えられると、いいですね。

そうするだけでも、Want思考に切り替わります。

れだけでもヒットを打つ確率は間違いなくあがります。

監督やコーチ、もしかしたら無意識的に皆さんも
「〜〜しなければならない」
と過度にプレッシャーをかけている事もあると思います。

「がんがんプレッシャーをかけて鍛えてる」
と、いう人もいるかと思いますが、
多くの選手にとってはマイナスに働くでしょうし、
指導者のエゴだと私は思います。

打てない時の指導者の責任にしたくないので、
そういった発言になっているのではないでしょうか。

すべてを
「プレッシャーに勝てない、お前が悪い」
的な言い方をするのはあまりに酷ですし、
指導者の能力不足を露呈している事と私は思います。

なので、選手を指導する立場にある人は意識をしておいた
方が良いと思います。

辛抱する事はOK

唯一、ある条件があれば
「〜〜しなければならない」
というMust思考でもいい効果が出る時があります。

例えば、
甲子園を目指してるすれば、厳しい練習は
「しなければならない事」
になります。

勝つためには当然ですね。
それなりの努力を積み重ねていかなくてはいけません。

おっと、これではMust思考ですね。
ただこれはOKです。

Must思考でもいい場合は、
「目標の為の事」である事が条件です。

甲子園に行く為の厳しい練習は、
「しなければならない事」
ですが、目標が明確です。

きな事(目標)の中に、やらないといけない事というのは良くあります。

これは「辛抱」するという事です。

やみくもに「我慢」するのではなく目標の為に「辛抱する」
事であれば問題ありません。

日常から自分の「感情」と思考を確認しよう

これまでいい結果や力を発揮していく為には、
Want思考であるべきだという事を話しました。

日常でもこれは簡単にできます。

「学校いかなければならない」
とMust思考になるのであれば、
「学校にいけば友達に会えて楽しい」
と切り替えてみましょう!

「月曜日から仕事いくのヤダな〜、でもいかないと」
とMust思考になるなら
「俺の仕事が社会に役に立つぜ!」
と切り替えてみましょう!

「ご飯つくらなきゃ〜〜」
とMust思考になるなら
「私のご飯で子供も喜んで体が成長するわ」
とWant思考でいきましょう!

きっと足取り軽くなるはずですよ^^

日常にいっぱいそういった事は、
隠れていると思うのでやってみましょう!

まとめ

・チャンスをものにできない人はMust思考
・Must思考は義務感を生じ、力を発揮しにくい
・チャンスをものにできる人はWant思考
・Want思考は力が湧き発揮しやすい
・明確な目標がある時はMust思考もあり
・日常から自分の感情を確認して切り替えるトレーニングをしておく