今回は『内野守備の基本的な流れ』
を「5つのステップ」に分けて解説します。
チーム全体でこの5つのステップを意識していくことで、
鉄壁の守りのチームになっていきます!
以下のような指導者さん、選手の皆さんにおススメの内容になっています。
・試合では、エラー絡みで負けてしまうことが多いのでなんとかしたい!
・守り主体の「負けない」チームを作りたい
・内野守備が簡単にうまくなる「基本」が知りたい
・内野守備が着実に上達する効率的な「練習方法」「トレーニング」が知りたい
・グラブさばきを上手くして、素早くかっこいいプレーがしたい!
「守備にスランプはない」と言ったりしますが、
守備は基本を押さえてやればやるほど、上達していきます。
でも、なんとなくノックを受けるだけでは上達スピードは遅いです。
ですので、今日お伝えする「基本」を押さえて、動画を観てコツコツと練習することで、
守備の達人、守備の良いチームを目指してください!!
<初めに> 内野守備でアウトが簡単に取れる「8つの良い流れ」とは?
内野守備のゴロ捕球時の「良い流れ」と「悪い流れ」についてご説明します。
内野守備で、最も大事なことは、ゴロに対しての「リズム感」です。
一連の流れをリズム良く、スムーズにこなせる選手ほど、守備がうまいと言われます。
これは、練習次第で、誰でもうまくなりますので、
チーム全体で以下の流れを意識して、練習してみてください!
ここでまず全体像をつかみましょう!
★アウトが取れやすい流れ
①「構え」が、リラックスしていつでも動ける状態である
②「一歩目のスタート」が、打者のインパクトと同時に切れている
③「ゴロへの入り方」が、スムーズに入れている
④「バウンド」がしっかり合わせられている
⑤「捕球姿勢」が、次のステップ・スローイングにつながる形になっている
⑥「ボールの握り替え」が、スムーズに行えている
⑦「捕球後のステップ」が次のスローイングにつながる形になっている
⑧「スローイング」直前のフォームが理想的な形になっている
★アウトが取れにくい流れ
①「構え」の時、筋肉が緊張していて、反応が鈍くなっている
②「一歩目のスタート」が、すばやく切れていない
③「ゴロへの入り方」が、正面衝突してしまっている
④「バウンド」が上手く合わせられていない
⑤「捕球姿勢」の時、次のステップ・スローイングにつながる形になっていない
⑥「ボールの握り替え」が、スムーズに行えていない
⑦「捕球後のステップ」が次のスローイングにつながる形になっていない
⑧「スローイング」直前のフォームが理想的な形になっていない
目次
Step1.内野守備:「捕球する前の4つの動作」そのコツとは?
<初めに>で内野守備には、「アウトが取れやすい流れ、取れにくい流れ」があるとお伝えしましたが、
Step1では、その最初に説明した①〜④までの「ボールを捕球するまでの良い流れ」を作る為のポイントをお伝えします。
このStep1の1-1〜1-4までの動作ができるようになることが、
最も大事と言っても過言ではありません。
ぜひ、ひとつひとつチャレンジしてみてください!^ ^
1-1.打球への反応速度を高める『シンプルな構え方』
まずは、ゴロが来る前の「構え」について、解説します。
以下、ポイントを列挙しました。
一番大事なことは、体がリラックスできていて、
素早く打球に反応できる状態であることです。
・ダメな構えは、体が緊張して、一歩目の反応が遅れてしまう構え
・腰の位置は低すぎず、高すぎず、スムーズに一歩目が切れるように
・お尻を少し後ろに引くようにして、股関節で重心を受ける
・テニスのレシーブのように、横に揺れながら、体の力を緩めて構える
・ポジションによる構えの違い
①ファースト・サードの場合:打者からの距離が近く、早い打球も多いので「少し低い体勢」がお勧め
②セカンド・ショートの場合:打者からの距離が遠く、前に出る事も多いので「少し高い体勢」がお勧め
1-2.守備範囲が広がる『一歩目の切り方』
一歩目を最速で切る上で最も大事なことは、
体がリラックスできていて、
素早く反応できる状態であることです。
また、バッテリーの配球や打者のスイングをよく見て、
どんな打球が来るかイメージを持つことも大事です。
良くない例としては「体を静止し、緊張してしまい、一歩目が遅れてしまう」
ことが挙げられます。
★「良い一歩目」を切るための2種類のスタート
◆レシーブスタート
テニスのレシーブのように、
体の力を抜くように横に揺れながら待ち、
ボールとバットが当たる瞬間に、
どちらか一方の足を一歩前に出します。
以下の動画をご参照下さい。
※最もオーソドックスで簡単なスタート方法になります。
◆ジャンプスタート
レシーブスタートのようにリラックスして構え、ボールとバットが当たる(インパクト)直前に軽くジャンプして、右足か左足どちらかの足が空中に浮いた状態で、インパクトを迎え、その瞬間に一歩目を切ります。
軽くジャンプすることで、体の力が抜けやすくなるので、一歩目のキレが上がります。
※ジャンプのタイミングを外すと逆に反応が遅れてしまうので、ある程度練習が必要です。
1-3.軽快なフットワークで魅せる『内野ゴロへの入り方』
「ゴロへの入り方」をマスターできると、リズム感があり、守備が安定してきます!^ ^
守備の上手い選手は、ゴロに対して一定のリズムで自らの体を合わせていきます。
このリズムをつかめてくると、ポロっとグラブからボールをこぼしたり、
暴投したりすることが減ってきます。
・プレーヤーから見て、向かってボールの右側から打球を捕りに行く
・ステップは大きすぎず、小刻みにすることで、バウンドを合わせる
・ボールを捕る直前は、右足で踏み込んで合わせ、左足を横に開いて捕る
★『内野ゴロへの入り方』をうまくする練習方法
◆ジグザグコーンステップ(コーンがない場合、ボールのみでも可)
やり方:2〜3m間隔でジグザグに6つのコーン(真ん中に穴が空いたボールが置けるもの)を並べる(左右のコーンの)選手から見て左側3つのコーンにボールを置く。右側ボールなしのコーンからスタートし、左側ボールありのコーンに基本姿勢で捕球し送球手前のトップまで作る。
ポイント:ボールを捕る直前でしっかり横に股を割り、体勢が前のめりにならないようにする。
◆ラテラルステップ
・やり方:A地点からB地点まで10〜15mでコーンを置き、選手はA地点からB地点に向かって、カニのようにサイドステップで進み、指導者はB地点に近い3分の2程度の位置にボールを転がし、その位置で捕球。
・ポイント:体制が上下動し過ぎない。ステップを細かく早く。ボールに対して「右足で合わせ、左足を開いて捕る」為のゴロの入り方をマスターする
・応用:コーンの間を進む間に2〜3つゴロを捕球する
・やり方:10m程度の距離で手でゴロをコロコロと転がす。右足でケンケンをしながらゴロをとりに行く。ボールを捕る直前に右足を踏み込んで合わせて、左足を横に開いて捕る。
・ポイント:捕球の際に、体制が前のめりにならないように、左足を横に開く意識をしっかり持つ。最初はゴロは遅くてバウンド無しでやり、慣れてきたら少し早めでバウンド有りでやる。
1-4.内野ゴロのバウンドをうまく合わせられるようになる方法
ゴロへの入り方が上手くなってくると、うまく捕球から送球まで出来るようになってきます。
また、同時に意識したいのがゴロを「捕りやすいバウンドで合わせる」ということです。
ゴロの中でも、「捕りやすいバウンド」と「捕りづらいバウンド」がありますので解説します。
◆3種類のゴロのバウンド
①ショートバウンド
②落ち際のバウンド
③ハーフバウンド(上がり際のバウンド)
◆捕りやすいバウンド
①ショートバウンド
ボールが跳ねた瞬間にグラブで捕球するので、
イレギュラーをしてもグラブに入ってくれます。
また、次のステップ・スローイングのリズムが取りやすいバウンドです。
②落ちはじめのバウンド
落ち際もイレギュラーへの対応がしやすく、
次のステップ・スローイングのリズムが取りやすいバウンドです。
◆捕りにくいバウンド
③ハーフバウンド
イレギュラーへの対応が最も難しく、また目でボールを捉えるのが難しいので、エラーの確率が高いバウンドです。ボールに差し込まれる形になるので、次のステップ・スローイングの体制が崩れやすくなります。
③のハーフバウンドになってしまったとしても、ボールをよく見て捕れば大丈夫です。
ただし、できる限り①ショートバウンドと②落ち際のバウンドに、タイミングを合わせて捕りに行こうとした方がうまく捕れます。
★「バウンドをうまく合わせられるようになる」練習方法
◆バウンドマッチ(2〜4バウンド)
・やり方:ゴロを手投げする前に、選手に何バウンドで捕るように指示を出します。
基本は2〜4バウンド程度で、ショートバウンドか落ち際のバウンドで指示します。
<例>3バウンド目のショートバウンド
2バウンド目のショートバウンド
3バウンド目の落ち際
4バウンド目の落ち際など
・ポイント:自分からバウンドにタイミングを合わせて、捕りやすいバウンドで取れるようになる為の練習。次のステップ・スローイングがしやすい体勢で捕球できるように心がける。慣れてきたらバウンドに強弱をつける。1-1.1-2.1-3で解説した「構え」「一歩目の切り方」「ゴロへの入り方」ができているかチェックしながら行う。
Step2.内野ゴロの理想的な「3つの捕り方」(正面・左側・右側)
捕球姿勢で大事なポイントは、体がリラックスできていて、スローイングまでの流れがスムーズな事です。
また、捕る位置によって、捕球の姿勢も変わってきます。
2-1.「正面」のゴロ(グローブに投げ手を添えて捕球)
正面のゴロの基本的な姿勢のポイントを列挙します。※左投げの方は、左右を反対に読んでください
・左右の足幅は、肩幅より左右1足ずつ広い程度(広すぎず狭すぎず、次のステップがしやすい幅)
・左足が右足よりも半歩程度前にある(足を前に出しすぎると、上体がつっこんで逆効果なので注意)
・左足のつま先が上がっていて、右足は地面についている
・両腕は、力を抜きだらんと肩から真下におりている
・グローブ側の手首は、グローブの中指と薬指が地面着く角度で自然に曲がっている
・投げ手は、グローブの土手の上方に添えておく
・パチンと音を鳴らせてとる感じでは無く、「優しく包み込む」ように柔らかく捕る
2-2.自分から向かって「左側」のゴロ(グローブだけで捕球)
ボールに対して体を横に向けて、左足の前でグラブをほとんど動かさず柔らかくキャッチします。大事なポイントは、「目がボールを捉えられる位置」で捕球することです。
投げ手はグラブに添えてしまうと、体制が前のめりになり、
次のスローイングの姿勢が崩れてしまうので、添えない方がいいです。
2-3.自分から向かって「右側」のゴロ(グローブだけで捕球)
ボールに対して、左足前の半身に構えて、右足前方のボールを「目で捕らえられる位置」で捕球します。この体勢で捕球できると、次のステップ・スローイングがスムーズにいきます。
また、体にボールが近すぎて目で捉えられないと、捕球が難しくなります。
下からボールをのぞき込むイメージでゴロに入っていくと捕りやすくなります。
グラブはあまり動かさず柔らかく使います。
投げ手はグラブに添えてしまうと、体を送球方向に切り返すことが難しくなります。
すると、次のステップ・スローイングの姿勢に移りづらくなるので、投げては添えない方がいいです。
★安定感のあるゴロの「捕り方・姿勢」を身につける練習方法
◆ゴロ取り3種
やり方:2人1組で5m程度の距離からコロコロとゴロを転がし合う。2-1、2-2、2-3で紹介した「正面・左側・右側」の3パターンの捕り方を練習する
ポイント:基本姿勢を徹底的に体に叩き込むための練習。ボールを優しく包み込むように柔らかいグラブさばきを身につける。目でボールがグローブに入るのを確認するように行う。下からボールをのぞきこむイメージで捕球する
◆グーパーキャッチ
やり方:2人1組で行う
①一人がゴロを転がして、足をパーのように開き「正面のゴロ」の基本姿勢で捕球する
②捕球後に足をグーのように閉じながらボールを返す
①→②を繰り返す
ポイント:股関節の柔軟性や下半身の強化を目的に行う。かなり負荷がかかるので、選手の体力によって回数を考えて行う。
Step3.グローブから素早く投げ手に「ボールを持ち替える」コツ
「ボールの持ち替え」で大事なのは、送球時に「しっかり投げ手で握れている状態を作る」ということです。
これは、当たり前のように聞こえますが、以外としっかり投げ手でボールを持てていなくて、暴投してしまう選手が多く見受けられるからです。
一番まずいのは、ボールの握り替えを焦ってしまうと、エラーにつながるので、
まずは、しっかり捕球してから、ステップしている最中に握り変え、「ボールの縫い目に指をかけてから投げる」くらいの気持ちで十分です。
「上手く握り替えられていないなら、スローイングしない」くらいのイメージですね^ ^
※もちろん、縫い目にかかっていなくても上手く送球できるようにやっていく必要があります。
3-1.最速で持ち替えられる捕球位置
ポイントは、以下の2つになります。
・グラブの土手(どて)上方に投げ手が準備されている
・以下の写真の位置くらい(グラブの中指と薬指の下の手の平)でボールを捕る
※上記の捕球位置は、あくまでも最速で持ち替えたい場合の位置ですので、慣れないうちは、もう少し深い位置(中指・人差し指より)で捕球したほうが、確実にキャッチできますね^ ^
★「ボールの握り替え」練習方法
以下の練習をやることで、素早く確実に投げ手にボールを持ち替えられるようになります。
◆連続ゴロ取り3種
・やり方:5m程度の距離から地面をはうゴロを連続で転がす。「5球1セット」で連続で捕球する。最後の一球はステップして、スローイングのトップの体制を作る。
・ポイント:ボールを包み込むように柔らかく、素早く投げ手にボールを持ち替える。上半身はリラックスすること。捕球姿勢とボールの持ち替えの両方が身につく。
※ただいま動画準備中…
◆握り替え
・やり方:立ったままグローブをつけないで素手で2〜3mの距離で下からボールをトスし合う。必ずポケットに当てて素早く持ち替える。慣れてきたらボールを左右前後に振り、足を動かして持ち替えしやすい位置に動く練習をする。
・ポイント:同じポケット(捕球面)で必ず捕るように意識する。グローブのポケットは人によって違うが、素早く確実に持ち替えられる捕球面を見つける。
◆懐引上げキャッチ
やり方:5〜10m程度の距離からゴロを転がして、捕球後に懐に引き上げながら握りかえ、その後グラブとボールを離さないように、肘を張る
ポイント:捕球してから、自分の懐にグローブを引き上げる間に、持ち替えができるようにする。肘を張ることで、次のスローイングがしやすくなる。また良くゴロをポロポロ落としてしまう選手にも有効。
Step4.内野守備の送球につながる「ステップ」のコツ
ボールがグラブに入った後は、右足を左足の前側にステップします。右足は送球したい方向に対し垂直におろします。
※この時、右足を左足の後ろ側にクロスしてしまうと、体がブレてしまい送球が安定しないです。
肩の弱い選手は、この右足のステップを投げたい方向になるべく勢いをつけると次のスローイングが力強く行えるようになります。
★「送球が安定するステップ」練習方法
◆フロントサイドステップ
・やり方:10〜15m程度2点(A点→B点)で距離を取り、A点からB点へ右足を左足の前にクロスしながらステップしていく。ゴロを転がし、3分の2程度の位置で右足で合わせて左足を開いて捕球する。
ポイント:必ず右足を左足の前へ来るように意識付けて行う。
◆ビッグステップ
・やり方:ゴロを転がしてもらい、捕る直前に左足のつま先を浮かし、踏み込んで、右足を送球方向に思いっきり大きくステップする
・ポイント:右足のステップによって、送球時の勢いが増し、送球の力強さも増す
◆ナンバリングステップ
・やり方:選手を囲むようにコーンなどを置く。コーンに番号を決めておき、指導者の方は、選手に番号を言いながらノーバウンドでボールを投げる。選手はその言われた番号の方向にステップをして、投げる直前のトップ(われ)の姿勢を作る。
・ポイント:判断力と正確なステップを身につけることができる練習になります。ポイントは、言われた番号の方向に「できるだけ早く」「正確に」ステップをする
Step5.「スローイング」が安定している選手に共通する3つのポイントとは?
送球が安定している選手の特徴としては、送球直前の「フォーム(トップ)」が安定していることにあります。以下3つのポイントを押さえることでスローイングの安定感は抜群に上がります!
①投げたい方向に、左肩or左肘と左ヒザを向ける
②右手は小指が上を向きながら耳の横にもってくる
※①と②を合わせて「トップ」や「われ」の体制と呼ぶ。
ポイントは少し胸を張るようにすること。
肘の位置が肩のラインより下がらないで投げられるので、肘・肩の負担が減る。
③送球後に何歩か投げた方向に走ることで、体の左右へのブレを減らす
★「スローイング」練習方法
◆長嶋スロー
・やり方:ゴロを転がしてもらい、捕球からスローイングした後、2〜3m投げた方向に小走りする
・ポイント:送球した勢いを使い、投げた方向にまっすぐ走っていく。送球が安定し、ボールも力強く投げられるようになる
◆こぼれ球スロー
・やり方:ゴロを転がしてもらい、グローブに当てて、わざと落とし、投げ手で拾って送球する
・ポイント:落としたボールを投げ手で拾って投げるクセをつける為の練習。しっかりとしたステップからトップを作って送球するのがポイント
★内野守備「練習方法まとめ」
以下の練習メニューは、
上記で紹介してきた内野守備の動作を総合的に上達させるメニューになります。
少し難しい応用系のメニューもありますので、上記の各ステップで紹介したメニューから始めて以下のメニューに取り組んでもいいでしょう。
◆コーンターン
・主な効果:万能的なドリル。何を意識するのかを変えるだけで効果が変わる
・やり方:選手から見て3つのコーンを2m間隔で少し右に膨らんだ形(楕円の右側)で並べます。選手は3つ並んだコーンの一番手前からスタートして、コーンの並びに沿ってゴロを捕りに行きます。捕る位置は選手から見て一番奥のコーンの前側です。その位置で、基本姿勢で捕球できるようにします。
・応用:捕球後の送球はせずに、何度もコーンターンを繰り返します。そうすることで、足腰の強化、基本動作の習得が早くなります。
・ポイント:ボールに対して、右側から入る動作を体に落とし込む
意識するポイントの例:
「一歩目のスタートを意識」
「捕球姿勢を意識」
「捕球後の持ち替えを意識」
「捕球後のステップを意識」
「スローイング前のトップを意識」
◆ラダーステップ
・主な効果:俊敏性が上がり、足さばきが向上、シングルキャッチの「足の動き」と「捕球姿勢」が身につきます
・やり方:5m程度のラダーを用意します。以下の動画を参考にやってみてください。
・ポイント:ラダーは、しっかり腰を落として、正確に早く行うのがポイントです
◆ペッパー
・主な効果:足腰の強化、足さばきの向上
・やり方:手投げで左右にゴロを転がします。プレーヤーは、サイドステップで動き、捕球したら、すぐに反対方向に切り返します。体力によって5往復〜10往復程度繰り返します。
・ポイント:できる限り低い姿勢で足を早く動かします。
◆股割り
・主な効果:股関節周辺の柔軟性UP。守備に必要な「股を割る」動作がスムーズになる
・やり方:肩幅より両足を少し開いて、つま先をできる限り外側(180度)に開き、腰を地面と平行になるまで落とします。その状態で15秒以上キープして、股関節にストレッチをかけます。
・ポイント:準備体操の時、守備をやる前などにやるとよい。ゴロに対して下から入れるイメージになり、ボールが見やすくなる
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