俺の育成論

子どもに完璧を求めるのではなく、不完全なまま失敗させまくれ!!

こんにちは!JBS武蔵の河合です。
今日は、下(しも)コーチと一緒に今年最後のYouTube用の動画を撮ってきました!

完璧に良い動画撮ってやるぜ!って勝手に思っていたんですが、、、
それが途中で痛いことになるとは。。。


私はもともとめちゃくちゃ緊張しやすいのですが、

例えば未だにyoutubeの動画撮影などをする時

「失敗したらどうしよう」

「こんな技術レベルではおれしょぼい」

「この内容だと視聴者さんにとってメリット無いかもな」

と周りの目を気にしたりして、自分自身にダメ出しして勝手に落ち込んだりしています笑

そして、人からダメ出しされることにビビっている自分もいます。

※学生の頃や、社会人になりたての頃よりかなり落ち込みにくくなりましたが^ ^

下コーチは、1ミリも緊張しないし、ダメ出しされてもなんとも思わないそうです笑
(さすが、我らが下コーチ。最強。)

 

「緊張しやすい」

「失敗するのが怖い」

「結果出さなきゃだめだって力みやすい」

もし私みたいなメンタル状態の選手がチームにいたら、

指導者であるあなたは、どういう声かけやスタンスで接しますか?


まず、私が考える結論から言うと、

その選手自身が、

「緊張してもまぁいいかぁ、なんとかなる」

「失敗してもまぁいいかぁ、次もう一回やればいい」

「結果でなくても大丈夫、何度でもやればいい」

と思えるようになることが大事なのかなと思っています。

このメンタル状態だと、

いい感じでリラックスできます。

心に余裕があるので、

状況を把握したり、

周りの選手と意思疎通が取れたりできます。


そして、失敗したり、結果が出なくても
しっかりどんな状況をも受け入れられるメンタル状態なので、

ドーンと落ち込むということが無くなりますし、
多少落ちても、すぐ切り替えやすいですね^^


そして、今日のyoutube撮影時の私のように
「まぁ失敗してもなんとかなるかなぁ」と
思えない時は、人はどんな思い込みがあると思いますか?

それは、
・完璧にできなければいけない
・良い結果でなければならない
・周りと比較して、それ以上に良くできなくてはいけない(できないと自分に価値がないと思われるかもしれない)

このような思い込みがあります(^_^;)


とにかく緊張して、表情硬くなります笑
※私の動画見てもらえばわかります笑

すると、本来の自分の自然体の良さが出ないので、
パフォーマンスは出にくくなります。

 

で、そんな私みたいな選手がいたら
私だったらどんな声をかけるか?

「完璧でなくてもいい、60%くらいで十分」
「失敗しても良い、失敗しないやつはいない」
「その動画、1人に届けばいい。そもそもみんなに響くはずがない」
「最初はできないのが当たり前。チャレンジして試行錯誤すればいいだけ」

このように、その選手が勝手に思い込んでいる

「そうすべきだ!」
「そうしないといかん!」

っていう思い込みにOK(許可)を出します。

すると、その選手は
自分を縛っていた思い込みを手放して、
本来のその選手らしさを表現し始めます。

私たち指導者にできることは、
私達自身のエゴを選手に押し付けないことなのかもしれません。
※これかなり難しいと感じています。

「監督に言われたことを守らないとダメだ」

「コーチがこうしろって言ったから」

って子ども達が思い始めたら、やばいですね(^_^;)

 

私がもっとも嫌いな、

「失敗しないようにしなきゃ」

「言ったとおりにできなきゃ」

「完璧にこなさなきゃ」

って苦しみながら緊張して野球をやるようになってしまうかもしれません> <

 

失敗するからこそ、試行錯誤ができます。

できなかった時こそ、自分やチームの課題が明確になります。

だから、失敗は貴重なんです^^

 

やっぱり、理想だなと思うのは、

打てようが打てまいが、

エラーしようがしまいが、

勝とうが負けようが、

「今日野球が楽しめてよかった!」

「みんなで一緒に野球ができて、本当に嬉しかった!」

「自分のチャレンジが出来たぞ!一歩成長できた!」

 

このように、みんなで野球というスポーツを楽しめることや、

自分の成長に喜びを感じる野球少年を育てられたり、

野球チームが増えたら最高に嬉しいですね!^^

それでは、また!

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