こんにちは!
JBS武蔵の河合です。
今回は、守備についてのご質問を頂いたので、
ご紹介します!
こんな選手におすすめです!
・送球が安定しない内外野手
・ボールが抜けてしまう
・ボールを引っ掛けてしまう
LINE@にこのようなご質問を頂きました。
「ゴロをとって投げる時に肘が下がってしまうクセを直したいのですが…」
実際のやりとりです。
送球時に肘が下がってしまう原因とは?
肘が下がってしまう原因としましては、
・捕球からのトップ(割れ)の姿勢が出来ていない
ということがあります。
トップがうまくできない理由として考えられるのは、
・そもそも理想的なトップの作り方を知らない
・体力的、筋力的に弱く、トップがうまく作れない
・反復練習不足
どうすれば、肘が下がらずに送球できるようになるのか?
以下のような手順で練習していくと良いかなと思います。
特に低学校低学年や野球初心者は、簡単な所から初めていくのがいいですね。
①基本的なトップ(割れ)の姿勢を見て、マネして覚える
プロ野球選手や守備の上手い選手の動きをよく見て、
頭のなかで体を動かすイメージを作り上げます。
実際に頭の中で動きのイメージをしてから、練習に入ると動作が身につきやすくなります。
これは、いわゆるイメージトレーニングですね。
実現したい理想の動きを頭のなかでイメージするだけでも
実際に動いた時にうまくなりやすくなることが明らかになっています。
今は、youtubeなどでプロ野球選手や上手い選手の守備が見れますので、
見て、なんとなくで良いので、マネしてみるといいですね ^ ^
以下の動画で、
「理想的なトップ(割れ)の作り方」
について解説しております。
②一連の流れの中で、トップの姿勢を作れるようにする
(守備の一連の流れ=構え・スタート → ボールまでの入り → 捕球〜ボールの握り変え → ステップ〜トップ → スローイング)
頭のなかで、イメージを作り上げたら、
まずはボールを使わなくてもいいので、
シャドーで守備をやります。
自分の体の動作に意識を置いて、
ゴロが来るイメージをしながら
体の動きをひとつひとつ覚えていきます。
例えばですが、もし自分がプレーするなら以下のような感じで、
ひとつひとつ動きを意識して、確認していきます。
「最初の構えとスタートは、リラックスして、スッと一歩目を出して、」
「ボールまでは、少し右側からふくらむように入って、」
「右足でゴロを合わせて、左足を横に開いて柔らかく捕球して、」
「捕球と同時に、右足をサッと左足の前側に出して、その後左足を送球方向に出す」
「送球は、相手のグラブめがけて、ステップの勢いを使ってしていく」
これは、いまは文章ですべて流れを書いていますが、
実際の練習では、どこか一つの動きを意識することが多いです。
「今日は、ボールへの入り方を意識してみよう」とか、
「スタートが上手く切れていなかったから、スタートに意識をおいて練習しよう」とか、
ですね。
自分なりのテーマを持って練習していきます。
以下で守備の一連の流れや効果的な練習方法をご紹介していますので、
よろしければチェックしてみてください。
守備で、選手を指導する場合はどんな風に教えるのか?
まずは、自分が動きの手本を見せます。
これは、先程の①(イメージ作り)をその場で見せている感じですね。
あとは動きながら、イメージや感覚の言葉をよく用います。
「スッ」とスタートして
「ササーッ」と近づいて
「フワッ」と捕って
「バッ!」と投げる
言葉では伝わらないかもしれませんね(^_^;)
これは人それぞれの感覚があるので、
その子がどんな感覚なら動きやすいのか
接しながら判断していきます。
③実際にコロコロとゆっくり目なゴロを転がして、②をやってみる
最初は、簡単なゴロからスタートします。
いきなり難しいゴロだと、捕るのに必死になりすぎて、動きが意識できないですね。(^_^;)
④慣れてきたら、実際のノックなどでも同じようにできるようにしていく
あまり意識せずに良い動きが出来てきたら、様々なボールを受けて、
同じように良い動きができるようにしていきます。
最終的には無意識で自然と良い動きが出来て、
簡単に捕れるし、送球がほとんど良い球がいくところまで練習していけたらいいですね^ ^