俺の育成論

【Q&A】野球において、監督は絶対的な存在なんでしょうか?

こんにちは!
JBS武蔵の河合です。

今回は、LINE@の読者様からご質問を頂いたので
ご紹介します。

「野球において、監督は絶対的な存在なんでしょうか?」

というものです。

今日は、

指導者の役割とは?
私たち大人が子ども達にできることとは?

というような内容でお伝えしていきます。

以下に実際のやりとりを掲載します。

 

以下が実際にご回答した内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、読んでみてどうでしょうか?

今どきそんな監督いるのか!?
という憤りを感じた方も多いのではないでしょうか?

このような質問やご相談も未だにきますね(^_^;)

もう本当に、

誰のための野球なのか?
何のための野球チームなのか?
なぜ、私たち大人が必要なのか?

もっと言えば、

私たち大人の役割は何なのか?
野球を通して子ども達に何を与えられるか?
彼らが良くなるために、何ができるのか?

ぜひ、これを読んで頂いた指導者、保護者の皆さんにも
一緒に考えてみて頂きたいです。

JBS武蔵もまだまだ明確な答えはでているとは言えません。

ただ言えることは、
子ども達が今後の人生を力強く生きる土台を作ってあげたいと思っています。

具体的に言えば、自分は何があっても大丈夫だ!という自信を付けて欲しいです。

「今の自分から少しずつ成長できる」
「自分がこうしたいという願望を叶えられる!」
「家族や友達、大好きな人達と協力して生きていける!」

世の中の変化が早い時代だからこそ、
唯一変わらない自分という土台をしっかりと構築し、
エネルギッシュにチャレンジしてほしいと思っています。

 

野球をやる中で、体験・経験を通して学べることとは?

チームに所属していれば、子ども達は、
チームメイトや私たち大人との人間関係を通して、
様々な体験、経験をし、自身の力に変えていきます。

子ども達は、野球を通して以下のようなことも学べると思っています。

・人に貢献するってどういうことか?
・物事がうまくなる(向上する)ってどんな感じなのか?
・緊張する時、自分はどういう状態になって、どうすれば良い状態なっていくのか?
・コツコツと練習(物事)を継続するのってどうすればいいのかな?
・好きな事を探求していく喜びを肌で感じられる
(※これは野球に限らず、大好きなことを追求していく喜びを体感していくことが大事だと思っています)

もちろん、このような学びを得るためには、
前提として、私たち大人の信頼や愛情が
子ども達が安心してチャレンジできるベースになります。

私たち大人のサポートや気づきを与えるアドバイスなどが
彼らが前進する力になります!

そして、このように教育的な視点で捉えれば、
いま子ども達が野球チームで活動すること

「将来、社会に出た時の生きる力になる」

と思え、指導者である前に、教育者として日頃の練習や試合でも違った観点から
子ども達と接することができるのではないでしょうか?

 

だいぶ話が逸れてきたので戻しますと、

「監督は絶対的な存在なのか?」

と言われれば、
そんなことはある訳ないというのが答えです。

それは、監督だからとか指導者だから何でもできるとかは許されないということです。
そういう力の使い方は間違っているということです!

 

大事なことは、

子ども達の為に何ができるのか?
彼らが活き活きと幸せに生きていく為に
私たち大人ができることをやっていくということだと思っています。

それは、私達大人自身が活き活きと生きることかもしれません。

子ども達が、「早く大人になりたい!」と言われるくらい、
子ども達に、「ああしよう、こうしよう!」というよりも(もちろんそれは愛から来るものだと思いますが…)
私たちが活き活きと日々を楽しんで生きることのほうが大事なのかもしれませんね^ ^