【球速10kmアップ!?】ピッチャーの球速をあげる体重移動の秘訣とは?

こんにちは!

ピッチャーの悩みの一つとして
「球速が上がらない」
ということがあります。

球速が全てではありませんがピッチャーにとって
「球が速い」
ということは確実に有利になることです。

だやみくもに球速をあげようとして、
力んで腕を振ってしまったり
フォームがバラバラのまま力を入れていても
効率よく球速を上げることはできません。

球速を上げる要素は色々ありますが、
下半身の体重移動の仕方について説明していきます。

※まず前提として軸足に体重をのせる事が必要になります
コチラの記事と動画を閲覧してから今回の記事をみると
理解が深まります。

ピッチングフォームの基本!安定のコントロールを手に入れる軸足の使い方

球速を上げる下半身の使い方

下半身の使い方は大きく言うと主に2つに分けられます。

・一つは軸足で作った体重を前足に移す事
・もう一つは前足に体重を移したら回転してのせること
(ボールに伝える事)

この二つの使い方が合わさって体重移動ができるようになります。

練習の動画もありますので
是非普段の練習や自主練などで取り入れてください。

1:体重を軸足→前足に移す

まず一つ目の
「体重を軸足から前足に移す」役割ですが、
簡単に言えば勢いをつけるという効果があります。

例えば車に乗っていて40キロで走っていたとします。
それだけでその速度分の力を持っているということになります。

体重移動も同じように体重を軸足から前足に移すことで、
「勢い」をつけたり「助走」のような役割があります。

のため下半身を使ってバッター方向に移動すること
球速をアップさせることにつながります。

この移動が小さいと勢いや助走が小さくなるので、
力をボールに伝えることが難しくなります。

少し難しく言うと運動エネルギーが小さくなってしまいます。

結果スピードのあるボールやキレのあるボールが投げにくくなってきます。

1−2:骨盤がどれだけバッター方向に進むか

ではどのようにしたら球速が上がる
下半身の使い方になるか説明していきます。

先ほど簡単に説明したように、
勢いや助走をつけていく必要があります。

その為には
軸足に力をのせたら骨盤の向きを極力変えず
そのまま横移動するようにします。

この骨盤がどれだけ横に動くかということが
重要なポイントになります。

大きく動けば動くほど勢いや助走が
大きくなりエネルギーを確保できます。

軸足の使い方としては前足がステップした時に
軸足は伸びるくらいがいいです。

軸足が伸びるということはそれだけ
大きく横移動ができています。

また軸足にしっかり体重が乗せれると、
それだけでもバッター方向に体重移動がしやすくなります。

軸足に体重が乗るとお尻がキャッチャー方向に向くので、
その方向に力が行きます。

よくヒップファーストや
「お尻を向けろ」と言われるのはこの為ですね。

1−3:軸足から前足に移動する時の注意点

この時の注意点をいくつか挙げます。

①膝がすぐに折れないように

①つ目は膝が早く折れないことです。
膝が早く折れてしまうとバッター方向ではなくて、
違う方向へ力が逃げてしまいます。

また膝が早く折れると太ももに力がかかります。

太ももに力がかかってしまうと前に移動するときに使う、
内転筋がうまく使いにくくなってきます。

なので体重移動もしづらくなります。

移動しながら骨盤の向き変えない

②骨盤の向きを極力変えない(開かない)

2つ目は骨盤の向きが変わらないことです。

足の使い方の時の記事でも説明しましたが、
骨盤の向きが移動している最中に変わってしまうと
所謂、体の開きというものになってきます。

体が開いてしまうと腕の振りがバラバラになったり、
力が効率よくボールへ伝わりません。

これは上手く軸足に体重が乗せれて
いなかったりする場合に多いです。

簡単な修正ポイントとしては、
右の股関節が回転しないように(向きを変えない)
様にすると良いです。

これだけでも移動の際の大きな問題を改善できます。

③頭が突っ込まない

3つ目は
頭が突っ込まないことです。
勢いをつけようとすると上半身が振られ
頭が前に出やすくなります。

こうなると、次の回転動作に影響が出てしまいます。

体重を移動させた時にの上半身はどうするか?

腕が大きく振れる状態を保つ事が重要

体重を移動させた時に
上半身も向きを変えないようにする事
がポイントです。

体重移動すると下半身は前に進みます。
この時に上半身の向きを変えずに着地できると、
体の「開き」や「ツッコミと」いうものがなくなります。

こうすることでリリースまでの距離を確保できます。

が加速する距離が長くなるので、
球速も上がりやすくなります。

また正確には上半身は少しキャッチャー寄りの向きになるので
上半身とか下半身に「ねじれ」ができます。

ねじれができると、ねじれを戻す力が働き
回転が強くなります。

これによっても球速アップの効果が期待できます。

2:体重をのせて回転させる

次に体重を前足に乗せた後の
回転させるところについて説明していきます。

足で体重を作り移動させたら回転をしていきます。
この時に前足の股関節を軸として回転します。

ポイントは前足がしっかりと固定され
支点の役割を果たすことです。

足が着地で固定されていないと、
回転の時にブレが生じてしまいます。

コンパスをイメージして欲しいのですが、
針がしっかりと刺さるので回転ができます。

もし針が緩い状態であればうまく円を書くことはできません。

様にピッチングの場合も、
支点が定まっていないと鋭く回転することができません。

回転しているときに膝が割れてしまったり、
動いてしまう場合には注意が必要です。

2-1:回転方向と腕の振りの方向の一致

回転をする際には上半身と腕の振りの方向を
一致させる必要があります。

指導をしていて多いのは
腰が横に回転し、上半身(腕)は上から下へ振っている
場合が多いです。

うすると腰は横回転ですが上半身との動きが
あっていないので効率よく力が伝わりません。

前股関節を軸にし、腕の振りと回転方向を一致させることで
球速アップの効果が期待できます。

ちなみにサイドスローは腰を横に回転させるので、
腕も横に振っていきます。

アンダースローの場合は斜め下回転となるので、
その方向に腕の振りを合わせます。

こうすることで各投げ方の
効率の良い体の使い方となります。

体重移動・回転の為の練習

では実際に球速を上げるフォームを身につけるための
練習方法をご紹介していきます。

動画も用意があります。
記事で見るより、動画を見た方が理解が深まりますので
そちらからご確認ください。

練習のポイントだけ説明しておきます。

1:腕組みステップ

・軸足が着地で伸びるようにする
・着地足は固定されるようにする
・上半身と下半身に「ねじれ」をつくる
・「開き」や「ツッコミ」がでないようにする

2:ボール背負い

・腕の振り方と回転の方向を一致させる
・腕の加速距離が大切なので、スタート位置も重要
・前股間節にしっかり体重がのるように(締まるように)

上記のポイントを押さえてください。

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