メンタルを強く鍛える為に「ご褒美」は効果的か?親と子供の約束と接し方

こんにちは!

回は、親御さんや指導者向けの内容です。

・選手のモチベーションの上げ方がわからない
・親として子どもどう接すればいいかわからない
・メンタルの強い子どもにしたい
・自立した子どもに育てたい

などなどお考えの方には参考になると思います。

是非読んでください^^

メンタルの強い子供に育てる為に

「自宅で練習をしない」
「どうも練習に身が入らない」

この様な事はよくある事ではないでしょうか?

野球やスポーツに限らず、
他の習い事や勉強も同じ事が言えると思います。

モチベーションがあがらない事に対して、
工夫をされている方はとても多いと思います。

の一つとして
「ニンジンぶらぶら大作戦」がありますね。
簡単に言えば、何かの自称やある一定の結果を
出す事によってご褒美をあげるという保証をする事です。

「○○できたら、○○する」
という報酬が確約された状態ですね。

多くの人はこのモチベーションの上げ方を利用します。
しかし、ここで一つ念頭においてもらいたい事があります。

の「○○できたら、○○する」
というモチベーションの上げ方は
『持続的には効果を発揮しづらい』また、
『創造的なものには逆効果になる』
という事が起こり得ます。

例えば、
「家の草むしりをする」という事があったとして、
こういった事には「ニンジンぶらぶら大作戦」は非常に効果的です。

これが終わればお小遣いやおもちゃなど何でもいいですが、
自分に利益とある物がもらえると分かればしっかりとやります

これが1時間以内なら、2時間以内ならなど
時間的な制約をつける事によって、
更に行動量をあげる事が可能です。

かし、これが「献血をする」事に
対してだったらどうでしょうか。

献血をするという事は、
個人の考えや価値観があって自ら進んでやる事です。

また、人助けなどもそうでしょう。
何もお金をもらったからといってやるべき事ではありません。

ういった自分の考えや価値観に基づく
「創造的な行い」に対しては
その対価を支払う事は逆効果になります。

仮にこれのお金が対価だとしたら、
「お金のために献血したわけではない」や
「人助けしたわけではない」という事になります。

メンタルが強く自ら行動できる選手に育てるためには

では、本題に戻ってこれが野球の練習だったらどうでしょうか。

「ホームランを打ったら、○○してあげる」と約束したとします。
これではお分かりかと思いますが本末転倒ですよね。

「ホームランを打つ」という事の為には本来、
練習を工夫して自ら取り組んでいくものです。

「より自分を高める」または「自分の弱点を克服する」といった、
自分への課題を越えていく事によって実現していきます。

また、壁を乗り越える事によって人は成長していきます。

かし、「ホームランを打ったら、○○してあげる」
としてしまうと本来の目的をすり替える事になります。

子どもの場合は一時的にそれでモチベーションが
あがるかもしれません。
ですがすぐに目的が達成されないか限りは、
どうでもよくなり投げがちになります。

こうしてはどんどん練習する事から遠ざかってしまいますね。

最悪なのは、無理やりモチベーションをあげようと
更に大きなニンジンを設定してしまう事です。

この時に目的が達成されないと、
更にニンジンが大きくならないと行動する事ができなくなります。

ので、ニンジンぶらぶら大作戦は野球やスポーツといった
「持続的にうまくなっていく」ものや
「自分を高めていくもの」には効果は発揮しづらいです。

逆に創造的でない単純作業などには効果が発揮しやすいです。

スポーツは目標を設定していきます。
メンタルというと幅が広いかもしれませんが、
今回の話も親御さんや指導者の方ができる事です。

ご褒美がないと何もできない子どもになってしまう事
はあまりスポーツにとってはいい事ではありませんし、
そういったメンタルではよい結果は望めません。

ンタルの強い選手にする為にも
一度関係性や行動の源泉が何になっているか
見つめ直してみましょう。

行動を促す為に目的をすり替えてしまう事
絶対にやってはいけない事です。

メンタルの強い子供は「自立力が高い」

もう一つ、メンタルの強い子供を育てる為に重要な要素を
話していきたいと思います。

「過干渉」「過保護」がもたらす影響です。

最近、テレビなどでも時折話題にもなっていますね。

「過干渉」「過保護」は自分(親自身)が
気づきにくいという特徴があります。

どもに苦労悩みがないように
「先回りして壁に当たるのを避け、親が障壁をとる」
ようにする事が基本的な過干渉と過保護の行動原理です。

これを続けてしまうと、
「あなたはまだ何もできないから低く評価しています」
というメッセージを子供に伝えてしまうのと
同意になってしまいます。

本人や子どもにそういったつもりがなくても、
無意識的にもそれは感じ取る事でもあるので、
意図的であるかどうかは別問題です。

「自己肯定感」「自己有能感」が育ってきません。

かに、子供が苦労している事やできなくて悩む
姿を見る事は辛いことかもしれません。
ただ、それは壁や悩みを超えてきた時の
「できた!」
という経験を無くしていると言い換える事ができます。

「できた!」という経験が次への原動力になります。
その積み重ねが「自立」に繋がっていきます。

悩みや壁はピンチではありません、
まさに「チャンス」です。

の機会を奪ってしまう事は逆に
メンタルの弱い子どもになってしまう接し方をしている
という事を気づかなかければなりません。

「自分はこれでいい」
と強く思えた時に自立していきます。

それがやがてメンタルの強さになります。

球をしている時、学校にいる時、社会に出た時
すべてを親がコントロールする事はできません。

むしろ一人で歩んでいけるようにする事が
親や指導者の役割の1つです。

依存体質や受け身姿勢のメンタルを子どもに
植えつけてしまわないようにする事が
大切なポイントです。

と、いうわけで今回は
親や指導者が子どもたちと接する時の考え方や
目標設定の仕方、効果的でないモチベーションの上げ方に
ついてでした。

参考になれば幸いです^^

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