【子ども達の成長に必要な指導者の考え方】

子供達が、より成長し、将来伸びる為に一番大事なこととは、何かというテーマで、お伝えします。
指導者の視点からもお伝えできたらと思います。

子供達が、より成長していく為に必要なこととは、

「子供が、自らの純粋な想いのままに、自分の意志で、自分の道を決めれる」

ということに限ります。

ここで言う「純粋な想いのまま」というのは、
「こうすべき」「こうしないとダメ」という「誰かの基準」で自分の行動の判断や夢、目標を持っていない状態です。
つまり、ワンピースのルフィーのように、「俺がしたいからそうする」的な状態です。

ではなぜ、「純粋な想いのまま」が大事なのか?

私たち大人は、指導に熱中するあまり、
子供達自身が、本当は「どうなりたいのか?」
本当の所「どんなプレーがしたいのか?」
を確認しないまま色々なことを「教えて」しまいます。

この「教える」という行為が、
子供達に「様々な思考の枠」を作り上げ、
子供達が、本来持っている「純粋に物事を捉える力」や「自由に発想する力」、「創造力」を奪います。

子供達は、
「コーチが言ったから、こうする。また、こうすべき」
と言う具合に、
自分自身がどうしたいのか?
本当は、どうなりたいのか?
を考えなくなってしまいます。

実際「周りの大人が自分(子供)に期待しているから、こうなりたい」という自分以外の「期待」に答える為の「偽かけの夢」を持っている子も少なくありません(本人は無自覚ですが…)

そうなってくると、誰かの与えた「夢」や「目標」なので、目指すエネルギーや意欲が湧かなくなってきます。
段々と義務感が出てきて、「目指さないとダメなもの」になってしまいます。

実際、私自身がそうでした。
最初は、「プロ野球選手になれる」と言われて、「自分はプロになりたい」と思い込んで、目指していた。
自分の想いを確認しないまま、周りの期待に応えるために、野球をやっていた。そしたら段々と義務感が出てきて、野球をやることが苦しくなっていった。
努力できない自分を責めて、プロを諦めた自分を責めて生きていた時期がありました。
(今思えば、周りの方々には感謝しかないですが…)

まとめますと、夢や目標は、誰かから与えられるものではないし、自分の純粋な想いに従っていくこと自体が、そのまま「やりたいこと」、「成したい夢や目標」になります。
だから、指導者ができることは、
子供達が「どうしたいのか」「どうなりたいのか」
を確認していくことです。
その上で、その為に必要なことを「一緒に」考えていくことです。
指導者に必要なのは、「子供達の純粋な想い」を汲み取り、尊重し、子供達に寄り添うことです。
子供達の自由な発想力や創造力を、大人の基準やルールで狭めないことです。
子供から学ぶ姿勢が、指導者には求められていると思いますね。

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